先日、KnKのフィリピン事務所とパレスチナの事務所のスタッフがオンラインで若者たちの社会参画活動について経験共有、意見交換をしました。
フィリピンの青少年活動、CAYOについては先日ご紹介しました。
CAYOなら、みんなで一緒になんでもできる! If we are CAYO, we can do anything together!
また、パレスチナでも2023年2月から新たな事業を開始、若者たちの社会参画を目指しています。
パレスチナのヨルダン渓谷で若者を中心にした新しい事業を開始
パレスチナ:若者向け研修実施のご報告

パレスチナの若者研修1

パレスチナの若者研修2
青少年、若者たちが組織化し、自分たちの地域で若者、子どもたちにとって必要なことに向けて声を挙げていく、イニシアティブをとっていくという活動に類似点があり、経験共有、意見交換をすることで、刺激や学びを得られると考え、ミーティングを実施しました。

オンラインミーティングの様子
まず、CAYOによる活動が長く続いていて若者たちの社会参画活動の先輩ともいえるフィリピンチームから、リチャードさんがCAYOの成り立ちから説明してくださいました。

フィリピンのCAYO
KnKが教育活動や研修を青少年に実施する中で、若者たちが徐々に子どもに関する課題や地域の中での課題に気づき始め、自分たちに何ができるかを考え始めたことからCAYOが始まりました。
最初はスタッフが、CAYOがどんな組織かわかるような書類をもって地域行政職員と話し、CAYOを知ってもらうことから始め、地域行政の意思決定に若者が関わることはなかったのですが、今ではCAYOのメンバーが地域行政の会合にも呼ばれるようになりました。
パレスチナチームからも、色々な質問があがりました。
Q. CAYOとして今定期的に活動をしていますか?
Q. CAYOの組織体制はどのようなものですか?
Q. 組織が大きくなるとビジョンが変わったりすることもあると思いますが、合同組織になっても、各地域に根差した活動ができていますか?
Q.どんな研修を若者に実施しましたか?

子どもの権利を掲げるフィリピンの子ども
将来的にはフィリピンの若者とパレスチナの若者が交流する機会も持てるとよいねという話にもなり、ぜひ実現したいと思います。
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