活動ニュース

フィリピン・パヤタスで都市ガーデニングを始めました

報告:KnKスタッフ アイリーン(教員)

2022年12月、コミュニティリーダーと保護者ボランティアや若者がパヤタスのチルドレンセンターに集まり、センターの裏の空いた敷地をどうやってみんなにとってより有効な活用ができるか相談していたときでした。保護者ボランティアの一人が「みんな植物が好きだし、都市ガーデニングをしてみるのはどうか」と提案し、全員が賛成しました。最初は地域行政に協力を求めるレターを提出しましたが、受け入れられませんでした。保護者の方々は諦めず、都市ガーデニングに関する情報を集め続けました。

保護者の方々が草刈りをして場所を整える

3ヵ月後、コミュニティリーダーは都市ガーデニングをしているグループのメンバーに出会い、その後プロジェクトマネージャーにもつなげてもらいました。KnKパヤタス教員のマリン先生がミーティングのお願いを出し、AGREAプロジェクトのマネージャーの方がガーデニングの場所の見学に来てくださいました。
AGREA:https://agrea.ph/about

AGREAグループの訪問

2回の訪問を経て、AGREAからKnKとのパートナーシップの提案があり、パヤタスの方々にガーデニング開始前の研修に参加するようオファーをしてくださいました。25人の保護者ボランティアとノンフォーマル教育学習者が週に1回、1ヶ月の研修に参加し、ガーデニング用の土が届いた後、保護者や青少年がガーデニングを開始しました。

寄付された土を保護者と青少年が整える

リーダーやボランティアの方々が区画の整理をし、土をいれ、苗床を整え、種を植え、水を持ってきました。水やりは疲れる作業ですが、地域の方とシェアしたり、あるいは食卓に並べられる何かが育つことを知っているので、皆さん喜んで水やりをしてくださっています。白菜、なす、おくら、レモングラスが育ち始め、ホースラディッシュは葉が開き始めています。

区画を整えて種を植える

彼らの情熱が何か価値のある有意義なものに変わるとき、その影響は素晴らしいものです。それは、彼らの生活を育み、コミュニティ内での食料の持続可能性に向けた目標を達成するための、より有意義なプロジェクトを探すための原動力となりました。

ボランティアの方が交代で世話をしている

子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています


50en imakihu
5,000円で、5人の青少年が1ヵ月間、学校に通えます。
KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

 

関連記事:Welcome Back to School ! ~対面授業の再開~
関連記事:フィリピン:チャンチャンの新たな章の幕開け
関連記事:フィリピン:「若者の家」で暮らす子どもたちのストーリー/共通の場に立って
関連記事:新型コロナウイルスに負けるな!~「子ども月間」をお祝いし、アクティビティを実施~
関連記事:フィリピン:「若者の家」で生活するチャンチャン(仮名)からの手紙
関連記事:子どもたちの成長を願い、動くスラムの保護者たち
関連記事:対面によるノンフォーマル教育が1年ぶりに再開

【フィリピン活動概要】
.

寄付する
寄付する
資料請求

カテゴリー

月別アーカイブ