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Welcome Back to School ! ~対面授業の再開~

報告:フィリピン事業担当 久野 由里子

フィリピンでは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年3月中旬に休校となりました。その後はオンライン授業とプリント学習となり、「若者の家」の子どもは2年以上対面での授業を受けることができませんでした。今年8月、ついに対面授業が再開され、現地チームから子どもたち、スタッフの興奮した様子が届きました。

現地チームからのレポート

新学期の始まりがこれほどエキサイティングだったことはありません。感染対策に妥協することなく行われた教室の準備、あらゆる会議、学校資機材の所在確認、入学、掃除が意義深く興味深いものになりました。すべての生徒が楽しみにしています。今年は、学校の再開が待ち焦がれたものになりました。地域のすべての関係者、人々が学校の再開が近づくにつれ、団結していきました。

ああ!学校はかつてこれほどまでに楽しく、待ち望まれたものではありませんでした。2年ぶりに子どもたちが学校に通う経験ができると考えるだけでエキサイティングです。

今年度は対面授業が実施されます。マスクの着用、決められた安全管理基準は続ける必要があります。それでも、間違いなく学校、教師はもちろん、学生、保護者も待ち焦がれていました。

「若者の家」の子どもたちも、軽食を準備し、教材でいっぱいのカバンを持ち、制服を着られることをとても喜びました。学校の規則に沿い、髪の毛も切りそろえました。中には、「若者の家」に来る前に学校に通っていなかったため、学齢よりも年齢が高くなり、授業に前向きになれない子どももいます。それでも、他の子どもたちの通学の妨げにはなりません。何人かの子どもはクラス委員に選出され、それが自信の向上につながったり、勇気を持つことにつながりました。教師は、自分がクラスを離れるときや、クラス運営に難しさがあるときは、彼らにクラスを任せました。彼らは同級生に対して影響力があり、また職権もあります。子どもたちには大きな変化が見られました。責任感が増し、責務を果たしたり信頼されるようなふるまいを学びました。感謝されたり信頼されるという感情が彼らに喜びをもたらしました。リーダーシップの可能性を持っています。助言や励ましの言葉を受け、自分たちにとってよい決断をする方法を少しずつ学んでいっています。

「若者の家」の中で授業を受ける様子。

対面授業は学生としても彼らの生活に大きな影響があります。彼らは以前と比べ、エネルギーにあふれ、活発で、成長しています。宿題も自分から始め、全ての課題が終わったことが確認できるまで机を離れようとしません。時間の決め方も意味があり、何時に寝るか、起きるかといったことも自分で考えます。どうやらより自立的になってきたようです。毎日起きて学校に行くことを楽しみにしています。

笑顔を心の中に携えながら、「Welcome Back to School!」という子どもたちの声が聞こえます。

 

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