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【フィリピン「若者の家」】「自由に変身!仮面ワークショップ」

報告:理事・広報担当 清水匡

フィリピン・マニラ首都圏にある居住型施設「若者の家」には、虐待、育児放棄、ストリートチルドレンなど特別な保護を必要とする子どもたちが衣食住を共にし、元気よく学校に通っており、事務所で仕事をしていて夕方になると、制服を着た子どもたちが帰って来て「ただいま~!」とスタッフ一人一人に挨拶をしてくれるのが日常です。

この日は日曜日で学校も休みだったので、「若者の家」の活動スペースで、あるアクティビティをすることになりました。スタッフが用意したのは白い仮面。この仮面に子どもたちが自由に色付けしたりデザインしたりするワークショップです。名付けて「自由に変身!仮面ワークショップ」。

真っ白の仮面を被る少年

画用紙なら間違えても取り換えることはできますが、この仮面はひとり一個なので、みんな慎重に筆を動かしています。こういうときの子どもの集中力はすごいです。出来上がった仮面の裏側にある彼らの表情を見ることはできませんが、きっと変顔しながら喜んでいるんだろうなと想像しました。

集中して仮面に色を付ける子どもたち

変身後の子どもたち

このように自己表現を大切にするアクティビティを「若者の家」では頻繁に行います。特に子どもたちが好きなのはダンスや絵です。普段おとなしい子が、いざ曲が流れると「俺に注目してくれ!」と言わんばかりに、ダンサー顔負けのパフォーマンスを披露してくれたり、絵具と筆を持たせるとものすごい集中力で芸術作品を描きあげる子がいたりします。

変身したまま踊りだす

それぞれが変身した仮面

仮面ワークショップが終わってから、私はある少年に「若者の家」に来るまでのいきさつをソーシャルワーカー同伴のもとインタビューしました。その内容はここでは触れませんが、インタビュー終了後、彼はここに飾ってある絵の中で「クヤ(お兄さん)」はどれが一番好き?と尋ねるので、私は一通り見渡してからある絵を指さし「これかな?」と言うと、彼は「これは僕が描いたんだよ!気に入ったんだったらクヤにあげるよ」と言ってくれました。

実はもう一つ気に入った絵があり、どちらか悩んだのですが、その絵は昨年の年次報告書の表紙に使わせてもらいました。確認したところ、その絵も彼が描いたものでした。

「これは僕が描いたんだ!」を指さす少年

年次報告書の表紙に使用した彼の絵

 

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