報告:フィリピン事業担当 久野 由里子
昨年来、私たちが活動しているフィリピン、パヤタス地区のチルドレンセンターでガーデニングを始めたことをご報告しました。
フィリピン・パヤタスで都市ガーデニングを始めました
– こんにちは。フィリピン事業担当の久野です。| Facebook
パヤタス地区のチルドレンセンターは、子どもたちを対象にノンフォーマル教育や補習授業を実施したり、青少年活動(*)の拠点として活用されていましたが、最近は保護者の方々による活動もますます活発になってきています。
*青少年活動:
CAYOなら、みんなで一緒になんでもできる! If we are CAYO, we can do anything together!
CAYOが表彰されました
6月から7月にかけてフィリピンに出張に行った際に、保護者の方々の定例ミーティングに参加しました。
有志の保護者ボランティアの方々が育ててくださっている野菜は、ホウレンソウ、ゴーヤ、唐辛子、しょうが、キュウリ、パパイヤ、カラマンシー(柑橘類の一種)と様々です、少しずつ販売も始めていて、売り上げの報告もありました。
会議の後に保護者の方々が裏庭を案内してくださったのですが、野菜の育ち具合に加え、ペットボトルや空き缶、タイヤなどのリサイクルマテリアルを使いながら、カラフルに裏庭を飾ってくださっている様子に驚きつつ、保護者の方々がセンターを居場所のように感じ、大切にしてくださっているんだということを感じ、うれしくなりました。
お葬式など、地域での催し物があるときに椅子を貸し出したり、チルドレンセンターが地域の方々の緊急時の一時的避難場所と機能していることも聞き、子ども、青少年向け活動に加え、地域の拠点としてセンターが活用されていることがよくわかりました。
フィリピン現地代表のアグネスが「地域での変化は地域の人と一緒に達成できる」と話していたことがありました。今後も、地域の方々と協力しながら活動を進めていきます。
子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています
5,000円で、5人の青少年が1ヵ月間、学校に通えます。
KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。
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