報告:シリア難民支援 現地事業総括 松永 晴子
新学期の前から中断をしつつ断続的に続けてきた写真プログラムも、9月から12月までの1学期の終了とともに締めることにしました。
最後の課題は、今までにやってきた課題の説明文やビデオを再度共有し、学んだことを思い出しつつ、写真のテーマとなりそうな写真の紹介も新たに送り、子どもたちの好きなテーマで表現したいことを送ってもらいました。
特に女子シフトでは、写真に添えられた文章に、写真やその写真の抱く空気を感じさせる素敵な言葉遣いを見ることができました。
何事もやってみないと分からない、という心意気でプログラム実施側も手探りしつつ、子どもたちが楽しめるとともに、新たな表現ツールとしての写真の魅力を知ってもらおうとプログラムを実施してきました。
やってみて、参加した子どもたちの生活の様子を知る機会になるとともに、丁寧に生活を営もうと心砕く姿や、子どもらしい楽しみや喜びを見つけられている様子をうかがい知ることができました。特に人物を写している時、周囲の大切なものを写している時、被写体に対する子どもたちなりの親愛のようなものや、優しさが滲み出ているのが、印象的でした。
パッと撮って満足する子もいましたが、技術的にとても大きな変化が見えた子たちもいました。写真の見せ方として上手になることもさることながら、写真そのものを使って何かを表現しようと試行錯誤する様子が見えたことそのものが、きっと子どもたちにとって大きな一歩だったと感じています。
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写真プログラム -最終課題-
男子編
アンマール・カシム
アブダルラハマーン・ハリーリ
ムハンマド・ジュンディ
アハマド・スウェイダーン
ムハンマド・スウェイダーン
ルシュディ
女子編
サラーム
月の涙
ブシュラ
ユスラ
シドラー
アンファル
写真に対してご感想やご質問がありましたら、お問合せからお寄せいただけますと幸いです。可能な範囲で答えて参ります。子どもたちのために良識のあるコメント、ご質問をいただけますようお願いいたします。
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