特集:東日本大震災から4年。子どもたちを取り巻く環境はどう変わった?

特集:東日本大震災から4年。子どもたちを取り巻く環境はどう変わった?

2015.03.06

「震災当時、いろんな団体やボランティアが入れ替わり立ち替わり短期間の支援やイベントをしてくれたのとは対照的に、KnKは常に同じ顔ぶれで長期間支援をしてくれるのでありがたい―――」

岩手県陸前高田市でKnKが運行する「走る! KnK子どもセンター」のスタッフが、地域の方からいただいた言葉です。

この言葉どおり、2011年3月の震災発生以来、KnKは岩手県沿岸部で子どもたちに寄り添い、活動を続けています。

東日本大震災から4年。子どもたちを取り巻く環境はどう変わった?

この4年間で子どもたちを取り巻く環境はどのように変化しているのでしょう。

2011年4月:瓦礫の脇を通り通学する高校生(大槌町)

2011年4月:瓦礫の脇を通り通学する高校生(大槌町)

2015年2月:砂利を積んだダンプが行き交う(大槌町)

2015年2月:砂利を積んだダンプが行き交う(大槌町)

2011年4月:町の中心部が壊滅状態に(大槌町)

2011年4月:町の中心部が壊滅状態に(大槌町)

2015年2月:町の復興は始まったばかり(大槌町)

2015年2月:町の復興は始まったばかり(大槌町)

2011年4月:津波に加え火災被害も大きい(山田町)

2011年4月:津波に加え火災被害も大きい(山田町)

2015年2月:町は復興に向けてかさ上げされ始めたばかり(山田町)

2015年2月:町は復興に向けてかさ上げされ始めたばかり(山田町)

2011年4月:商店街も被災し信号も機能していない(釜石市)

2011年4月:商店街も被災し信号も機能していない(釜石市)

2015年2月:ホテルや飲食店もオープンし始めた(釜石市)

2015年2月:ホテルや飲食店もオープンし始めた(釜石市)

2011年3月:全壊した商店の店主(大船渡市)

2011年3月:全壊した商店の店主(大船渡市)

2015年2月:近隣に土地を買い、新しい生活を始めた元店主(大船渡市)

2015年2月:近隣に土地を買い、新しい生活を始めた元店主(大船渡市)

2011年3月:三陸鉄道大船渡線のレール(大船渡市)

2011年3月:三陸鉄道大船渡線のレール(大船渡市)

2015年2月:仮復旧としてBRT[バス高速輸送システム]が運行されている(大船渡市)

2015年2月:仮復旧としてBRT[バス高速輸送システム]が運行されている(大船渡市)

2011年3月:町全体が流された(陸前高田市)

2011年3月:町全体が流された(陸前高田市)

2015年2月:山を削り町全体がかさ上げされている(陸前高田市)

2015年2月:山を削り町全体がかさ上げされている(陸前高田市)

2011年3月:全壊した気仙中学校。全生徒及び教職員は無事避難した(陸前高田市)

2011年3月:全壊した気仙中学校。全生徒及び教職員は無事避難した(陸前高田市)

2015年2月:校舎は震災遺構として保存される(陸前高田市)

2015年2月:校舎は震災遺構として保存される(陸前高田市)

2011年3月:自然の力の前ではなすすべもなかった(陸前高田市)

2011年3月:自然の力の前ではなすすべもなかった(陸前高田市)

2015年2月:復興にはまだまだ時間がかかる(陸前高田市)

2015年2月:復興にはまだまだ時間がかかる(陸前高田市)

2011年3月:道路脇に瓦礫の山ができた(陸前高田市)

2011年3月:道路脇に瓦礫の山ができた(陸前高田市)

2015年2月:復興作業のトラックが市内を走り回る(陸前高田市)

2015年2月:復興作業のトラックが市内を走り回る(陸前高田市)

2011年3月:がれき撤去の手伝いをする5歳の少年(陸前高田市)

2011年3月:がれき撤去の手伝いをする5歳の少年(陸前高田市)

2015年2月:ヘルメットもぴったりフィット。今年小学4年生になります!(陸前高田市)

2015年2月:ヘルメットもぴったりフィット。今年小学4年生になります!(陸前高田市)

世界各地の困難な状況下にある子どもたちをご支援ください。


50en
 imakihu
例えば12,000円で、東北の小中学生1名が2週間、
「走る! KnK子どもセンター」で勉強したり遊んだりできます。
国境なき子どもたちへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

 
 

子どもたちに安全な居場所を

走る! KnK子どもセンター(2015)

KnKが岩手県陸前高田市で運行する「走る!KnK子どもセンター」は、震災で自由に遊べる場所を失い仮設住宅で暮らす子どもたちのため、バスを改造して「居場所を」提供しています。

3つの町の学校や仮設団地で放課後に運行していますが、2011年12月以来、のべ12,377名が利用しました。(2014年12月時点)

子どもたちを取り巻く環境は震災当時から現在までほとんど変わっていません。校庭などには仮設住宅が建ったままで、バスに来る子どもの多くも仮設住宅で暮らしています。

狭い家で暮さなければならないストレスから少しでも解放され、子どもだけでのびのび過ごせる場所、それが「走る! KnK子どもセンター」です。

 
センターの様子を3分間の映像でご紹介します。

これからも、KnKと共に東北の子どもたちや地域の方々に寄り添っていただきたく、よろしくお願いいたします。

世界各地の困難な状況下にある子どもたちをご支援ください。


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例えば12,000円で、東北の小中学生1名が2週間、
「走る! KnK子どもセンター」で勉強したり遊んだりできます。
国境なき子どもたちへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

 

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