2015/04/02
2015年フィリピン友情のレポーターの佐藤 旭(さとう あさひ/12歳)です。前回に続いて3月30日(月)と3月31日(火)のことについて報告をします。
フィリピンに津波警報が発令
3月30日
この日はパプアニューギニアで地震がありました。幸い日本にもフィリピンにも津波はきませんでした。その情報がはいったのはタクロバンからマラブットに移動している最中のことで、車を止め、安全なところで待機をして、安全を確認してから、目的地にむかいました。今回のワークショップでは次の自然災害に備えることがテーマだったので今回のことにつうじるところがありました。そして、フィリピンも日本も自然災害が身近にあることを改めて感じました。そのことを踏まえて今日と明日も、がんばっていきたいと思いました。
ワークショップでは、いろいろな分野の大臣を決めて、台風が来るのがわかっていたら二日間で何ができるかを絵で表しました。そして、市役所の方々や校長先生、保護者の方々の前で発表をするので、その練習をしました。
各大臣が自然災害への備えについて発表
3月31日
31日は子どもたちと一緒に会える最後の日でした。学校についてみんなと会ってから発表の練習をしました。最後に会える機会だったのに(1人が家庭の事情で来られず)8人全員で発表をすることができなくて残念でした。発表会には市役所の人や校長先生、保護者の方々にも来てくださいました。発表会の始まる時間がすこしおくれてしまったので、その間もみんなで話していました。最初にKnKのスタッフが挨拶をした後、個人の発表が始まりました。それぞれが今まで考えてきた国作りを発表し発表で使った絵も、来てくださった方々に見てもらいました。発表会は無事、終了しました。
その後、ワークショップの全過程が終わった記念にKnKのスタッフと拓哉くんと私がサインしたボールを5人の子どもたちに渡しました。全員にボールを渡し終えると、足を運んでくださった皆さんと私たち8人でバーベキューをしました。食べながら、みんなとしばらくは会うことができないのが、なんだか信じられなくなってきました。今まで、みんなと会って話すことができてすごく良かったです。もう会う機会は滅多にないと思うけど、フィリピンに友だちができて良かったし、日本に帰ってからも友だちのままでいられるのは素敵だと思いました。
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