世界の国で取材を行いながら、日本と取材先の子どもたちの友情を育むのが「友情のレポーター」です。帰国後は自分たちが見たこと、知ったことを日本の人々に広く伝え、日本で暮らす私たちにはどのようなことができるのかを考えていくのがその役割です。 95年の開始以来、カンボジアやフィリピン、東ティモールなどの国々に66名(2021年4月時点)が派遣されています。
友情のレポーターとして選ばれたら、パスポート取得、予防接種、現地の子どもたちへのお土産を用意するなど、渡航準備をします。渡航前から日本でテレビや新聞の取材を受けることもあります。 出発する前は、取材先の国についてたくさん学び、現地でどんなことを聞いてみたいか考えておきましょう。
また学校や近所の皆さんに、友情のレポーターとして海外の子どもたちの現状を取材しに行くことを伝えて、みんなに関心を持ってもらうことも大事です。 出発直前に、先輩レポーターたちとのミーティングを東京のKnK事務局で行います。 不安なことがあれば、この時質問しましょう。たくさんのアドバイスをもらえるので心強いですよ。
訪問先では、その国の子どもたちとたくさん遊び、一緒の時間を過ごし、仲良くなることが一番大切です。取材では一方的に質問をするだけでなく、自分たちの日本の生活について紹介できるよう、事前に準備をしておきましょう。
帰国後は、まず現地での体験や取材で知ったこと、考えたことなどを忘れないよう、レポートを作成してもらいます。その後、自分が学んだことをより多くの人々に伝えるため、広報活動を行ってもらいます。例えば新聞社に連絡して記事にしてもらったり、学校で発表の時間をつくったり。伝えることは、「友情のレポーター」としてとても大事な仕事です。
いろんなことにチャレンジしてみましょう。
日本に住んでいる11〜16歳の子どもであれば、誰でも応募できます。募集は、春休みか夏休みの約3ヵ月前からスタートします。募集要項にそって、期日までに所定の応募申込用紙と課題をKnK事務所宛てに送ってください。
1995年に「友情のレポーター」の前身としてスタートした「子どもレポーター」から最新の活動までをまとめました。日本全国から選ばれた歴代レポーターたちのリストや、取材後の受賞歴、新聞やテレビに取材された「成果」を紹介します。
活動ニュースを
まとめました。
メディア露出や受賞歴など
活動の成果をまとめました。
歴代のレポーターを紹介します。
参加者の声をまとめました。
「友情のレポーター」は「自分も世界のできごとに関心がある。でもどうしていいかわからない」そんな気持ちがある子どもに機会を提供し、取材先の国の子どもたちと共に成長していく教育プロジェクトです。レポーター2名に対し経験豊富なスタッフを含む最低3名が日本から全日程に付き添うなど、安全面には最大限配慮しております。
これまで保護者や学校教師からも信頼を得ています。「友情のレポーター」を送り出してきた方々の「声」をご参照ください。
ご縁につながる5円玉は友情の印。お友だちやクラスの皆さんと一緒に5円玉を集めて、海外の友達を応援しましょう。5円玉を集めてKnKに送っていただくと、そのお金で海外の恵まれない状況にある子どもたちが学校に通えたり、職業訓練で技術を身につけたりすることができます。ぜひクラスや生徒会でご参加ください!