学校を中退し将来への不安を抱える若者に、職業訓練や就労支援を行います。
KnKカンボジアで新しいプロジェクトがスタートしました。
厳しい若者の環境
近年安定した経済成長を続けるカンボジアですが、タイへの出稼ぎをはじめ、不利で危険な条件で就労せざるを得ない貧困層の若者が依然として存在します。背景には、中学校以上での高い中退率と、将来を設計する力不足の問題があります。
将来を担う若者を育てる枠組み作り
KnKでは、タイとの国境沿いにあるパイリン州において、「コミュニティ・ラーニング・センター」の質の向上を通じた青少年の就労支援事業を開始しました。中退率が顕著に高い同州(州22.3%/全国16.9%・・・共に中学1年生比較)において、これまで効率的に活用されてこなかった地域センターを整備し、ここを拠点に中退者を中心とした若者への将来設計を含む職業訓練を提供します。この事業を通じて、カンボジアの将来を担う若者を、地域が責任を持って育てる枠組み作りを目指していきます。
コロナ禍の今こそ、若者が応援を必要としています。ぜひご関心とご協力をお願いいたします。
※本事業は、「外務省-NGO連携無償協力」の助成と皆さまのご寄付により実施されます。
子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています
関連記事:ハッピー!ハロウィン for カンボジア 2020【キャンペーン】
関連記事:カンボジア「若者の家」の子どもたちへクラシック音楽のプレゼント
関連記事:職業訓練、そして女性が収入を得るまで
関連記事:カンボジア「若者の家」の子どもたち
関連記事:夢はプロの洋服の仕立て屋さん~カンボジアの収入創出活動(IGA)~
【続報】2020/11/12
【パイリン青少年支援事業最初の職業訓練コースが始まりました】
カンボジア現地派遣員の八木です。私が従事する「カンボジア、パイリン州におけるコミュニティ・ラーニング・センター(CLC)の質の向上を通じた青少年の就労支援事業」では、カンボジア…