報告:KnKスタッフ 三喜 一史
収入創出活動や女性のエンパワメント事業は、若い女性や母親たちが経済力を身につけることで、子どもたちを以前のような人身売買の被害から守ることを目的のひとつとしています。
2013年よりKnKの活動に参加し、縫製技術を取得したソーンさんをご紹介します。
ソーン・カラヤンさん(Soun Kalayan)25歳
ソーンさんはバッタンバンで生まれ育ちましたが、12年生(高校3年生相当)を修了しほどなくしてから、2013年の1月より縫製技術の訓練を経て、KnKカンボジアの収入創出活動(IGA)に参加しました。現在もバッグの縫製チームの一員として協力し合いながら日々、生産活動に楽しく従事しています。
KnKカンボジアの収入創出活動に参加した理由として、家族と自分の暮らしが少しでも良くなるように働き始めたいと思ったからだそうです。
KnKでは色々なことを学んだそうですが、特に、納期を守ることや出勤時間を守ることの大切さを学びました。また、貯金や会計などについて学んだワークショップも彼女にとって楽しい思い出となっているそうです。
彼女の将来の目標は自分で企業し、今の技術を活かしてプロの洋服の仕立屋になることです。
ソーンさんの夢をぜひ応援してください。
※この活動は、公益財団法人 日本国際協力財団からの助成金ならびに日本の皆さまからのご支援で成り立っています。
子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています
10,000円で、カンボジアの青少年ひとりが6ヵ月以上職業訓練を受けられます
KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。
関連記事:「次の世代にどう生きる力を託していくか」海外事業部・大竹綾子からのメッセージ
関連記事:読売新聞 7月13日号 : カンボジア訪問 救われた
関連記事:国民の平均年齢24歳、カンボジアの子どもたちと共に。
関連記事:「時には涙しながら何度も話し合い、寄り添い続けます」 KnKカンボジア事務局長、スレイ・サカンのインタビュー