子どもたちからは、夏休みの課外授業への参加表明がたくさん届いています。
ザアタリ難民キャンプにあるバハレーン校のシャザさん(9年生)から日本の皆さまに向けて届いたメッセージをご紹介します。
いつか脚本家になるのが私の夢。演劇は一番好きな教科です。
私にとって、KnKのサマーアクティビティは、キャンプでのお気に入りの思い出のひとつです。
音楽、演劇、作文の3つの教科の活動に参加して、そこで多くのことを学びました。
演劇は、1番好きな教科で、いつか脚本家になりたい私にとって、多くのことを教えてくれ、どうやって演じればいいのか、どうやって脚本を書けばいいのかを学べる貴重な機会です。
作文の授業でも、自分が書きたいものを好きなように書くことができるので、想像力が広がって、自分が作家になった気分になれます。文章を書くとき、心で感じたことをそのまま文章として書けば、そこに良いも悪いもない、ということを私は学びました。
音楽の授業では、先生が私たちに平等に接してくれるので、誰かが引け目を感じたり、誰かが目立つことがないように配慮をしてくれています。先生たちはいつも、特別な素晴らしい歌声を持つことが重要なのではなく、歌うことが好きなら、誰でも歌うことができると言っています。先生たちの言葉から、歌を歌う時には、歌詞を理解し、心をこめて歌えば、どんな歌でも自由に歌うことができると教わりました。
バハレーン校 シャザ(9年生)
【緊急募金】この夏も、難民キャンプで課外授業を実施するには、皆さまのご支援が必要です。
夏休みを楽しみにしている子どもたちに、今年の夏も課外授業を提供できるよう、皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。
150万円⇒220万円集まればできること
夏休みの課外授業を実施する他、9月から12月にかけてザアタリ難民キャンプ内で行う授業に必要な資金として充当いたします。
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※今回、220万円を達成できず9月以降の授業が行えない場合は、夏休みの課外授業に充当する他、キャンプ外で暮らすシリア難民の子どもたちの教育支援に充当いたします。
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