活動ニュース

暑い夏でも元気いっぱい!~サマーアクティビティ~

KnKがヨルダンで提供している補習授業は、学校が夏休みになると「サマーアクティビティ」として、いつもよりアクティビティの時間を増やしています。
普段の補習授業とは異なり、シリア人生徒・ヨルダン人生徒の相互理解に重点を置いたアクティビティを中心に行っています。

ここでは、夏休みの1回目に行われたサマーアクティビティの様子をご紹介します。

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この日は1回目のアクティビティということもあり、久しぶりに会った友だち同士や初めて参加する生徒同士が打ち解けやすくするために、アイスブレイクを中心としたレクリエーションを実施しました。

夏休みに入り学校が無い子どもたちは、久しぶりに多くの友だちと会えることもあって、朝から元気いっぱいです!

ここで紹介する学校はヨルダンの首都、アンマンにある男子校です。
シリア人生徒を中心として、全部で50人ほどの生徒が参加しています。
サマーアクティビティが始まる前から、多くの子どもたちがグラウンドでサッカーを楽しんでいます。

さあ、いよいよサマーアクティビティのはじまりです。

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はじめに整列をして、みんなであいさつをします。
先生やKnKのスタッフから連絡があるときは、ここでみんなに伝えます。

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最初のアクティビティは、毛糸を使ったものです。大きな輪を作って1人ずつ毛糸を手に通していきます。
自分から一番遠い人に毛糸をつないでいき、最後はみんながそれぞれ糸でつながっている状態になります。
途中で糸が手から離れないように、糸が絡まらないように、慎重に進めます。

糸が全員につながったところで、1人ずつ自己紹介。
とは言っても、ほとんどの生徒は夏休み前から補習授業に参加しているため、友だち同士です。
このサマーアクティビティから新しくメンバーに加わった生徒も、ここでの自己紹介ですぐに打ち解けていきました。

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次は、運動会の障害物競走でよく見るようなゲーム。
小麦粉の中に入ったアメを、手を使わずに5秒以内で探し出します。
みんな意外と上手!!すぐにアメにありつけていました。
終わった後は、顔が真っ白に・・・!

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その後は、袋に入れた両足で跳びながら落ちているボールを拾っていくゲームやフェイスペイントをしました。
このころには、生徒たちがみんな打ち解け、和やかな雰囲気になっていきました。

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そして、最後のアクティビティはお決まりのサッカー!チーム分けをした後にプレイ開始です。
みんなで声を掛け合い、ルールを守りながら楽しんでいます。

この日は日差しが強くとても暑い一日でしたが、子どもたちは元気にアクティビティを楽しんでいました。
アクティビティの内容は、アクティビティを通して子どもたちにどんなことを学んでほしいか考えながら、スタッフ全員が毎週話し合ったうえで決めています。

子どもたちには今回のようにアクティビティを楽しみながらも、友だちと協力することやルールを守ること、新しく入ってきた友だちへの接し方などを学び、どんどん成長していく姿を見せてほしいと思います。

そして、活動に携わっている我々スタッフにとっても、こうした活動が成長の源となっています。

暑い夏を乗り切り、新学期からも元気に会いましょう!

 

1,500円で50名の子どもたちに清潔な飲料水を配れます。
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KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

※ヨルダンにおけるKnKのシリア難民支援活動は、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム助成金(イラク・シリア人道危機対応プログラム)の活用と日本の皆さまからのご寄付で成り立っています。

関連記事:次世代を担う子どもたちが、共に成長するために(後編)
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【KnKヨルダン(シリア難民支援)活動概要】

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