東京事務局で財務を担当しています、栗林です。
日々数字とにらめっこしている身なので、夏休みは映画でも観てのんびりしたいところです。
巨人が攻めてきたり、恐竜がまたしても脱走してしまったり、ミッションがインポッシブルだったりと様々な映画が公開されていますが、ドキュメンタリーも良いものです。
例えば、いま上映中のこちら。
『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』。
サッカーのユース代表チームで活躍していた青年が民主化運動のリーダーになり、カメラマンである彼の友人はデモの様子を撮影してインターネットを通じた民主化運動を広げようとする。
非暴力の抵抗運動を続けていた彼らだったが、政府との対話が不可能であると知り、武器を手に取る。
シリア人監督による、今なお戦いの中で生きる彼らの姿をありのままに映し出す、映画祭ドキュメンタリー部門グランプリ獲得作品。
9月上旬まで渋谷で上映されているので、ぜひ観に行きたい作品です。
もちろん皆さんご存知かと思いますが、KnKでは2007年からヨルダンでの活動を開始し、2013年からはヨルダン北部のザアタリ難民キャンプでシリア難民支援を行っています。
私自身も2011年に友情のレポーターの引率でヨルダンに行き、レポーターたちとユースセンターの子どもたちとの取材活動を共にさせてもらいました。
ここまでシリアについて詳しくなった皆さまは、最近のシリアについてもさぞかし知りたいと思っていることでしょう。
そんな皆さまは、こちらの写真展に足を運ばれたい。
KnK写真展2015「君とまた、あの場所へ ー シリア難民の子どもたち」
撮影したのは16歳の時に友情のレポーターとしてカンボジア取材をした、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん。
9月17日(木)より開催いたしますので、皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひぜひご来場ください!