2011/08/01
ヨルダンを取材中の友情のレポーターから現地報告が届きました。
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2011年友情のレポーターの石井大智です!ヨルダンでの日程も、すべてを終了しました。 27日はユースセンターのビデオワークショップの発表と私たちがヨルダンで学んだことについてのプレゼンテーションがありました。ジャバルアンマンのユースセンターで行われました。コミュニティの方々をはじめ在ヨルダン日本大使館の方々、アンマンの日本語教師、日本語の話せるヨルダンにいるアメリカ人留学生の方々などたくさんいらっしゃいました。
ビデオワークショップでの発表は、男の子2作品、女の子2作品でした。男の子は、「危険な運転」と「未成年者の喫煙」というのがテーマでした。どちらもリアリティのある演技がなされていました。女の子は、「貧困家庭を救う」と「アンマンのダウンタウン」というのがテーマでした。僕が一番印象に残ったのは、女の子たちが作った「アンマンのダウンタウン」をテーマにした作品です。ユースセンターの少しお茶目な女の子たちがアンマンのダウンタウンの魅力についてインタビューを通して紹介するというものです。まだまだ知らないヨルダンの姿を知ることができました。
僕たち友情のレポーターのプレゼンテーションは、この1週間の活動の写真をプロジェクターにうつして行いました。僕たちがヨルダンで何を学んだか、何を感じたのかを発表しました。自分の想いをヨルダンのユースセンターのみんなに話すことができたのでよかったです。 この1週間、僕たち友情のレポーターは多くのことを学びました。その一つが、国籍についてです。ヨルダンのユースセンターには、イラク、シリア、レバノンをはじめ9つの国籍の人がいます。多くの国籍の人がいるだけではなく、それぞれの家庭の事情も異なります。そこで、ユースセンターの男の子の1人、ユーセフが「友情は国籍や価値観の壁を超えることができる」と言っていたことが印象に残りました。 僕たち自身もユースセンターのみんなと仲良くなることができました。今までは、中東は遠い世界だと思っていました。しかし、この1週間で私たちは国籍や言語の壁を越えて、仲良くなることができたのです。巴月ちゃんもプレゼンテーションでこう言いました―「壁は越えられる」と。
長いようで短かった1週間。しかしながら、友情のレポーターとしての仕事はこれからです!日本のみなさんに、ヨルダンで見たこと聞いたことを少しでも多く伝えられるように努力したいと思います。
2011年友情のレポーター 石井大智