こんにちは。東京事務局の加藤です。
現在、岩手にて震災後の子どもたちの居場所作りの支援、
そして、ヨルダンにてシリア難民の子どもたちへの教育支援、
2つの事業を担当しています。
遠く離れた両国の子どもたち、
普段はなかなか互いのことを知る機会もありません。
そんな中、岩手の子どもたちからシリア難民の子どもたちへ
自分の夢を語るメッセージボードが贈られました。
メッセージを受け取ったシリア人の子どもたち、
日本にいる同年代の子どもの夢を興味深く聞いていました。
「ウニをたくさん食べたい」という夢には、思わず笑みがこぼれていました。
また、遠く離れて住む自分たちのことを忘れず、
考えてくれることがとても嬉しい、とも話していました。
さて、シリア難民の子どもたちの夢といえば、、
医者や歯医者、テコンドーの先生、登山家、庭師、仕立屋、などです。
難民キャンプという厳しい環境に住んでいると、
なかなか夢も描きにくいのかと想像していました。
輝いた顔ではっきり夢について答える子どもたちの姿に、
こちらまで元気をもらった気がしました。
国は違えど、自分の夢や希望に向かって前向きに進む姿に変わりはありません。
そういった子どもたちの夢の実現に少しでも力になれるよう、
これからも支援を続けていきたいと思います。
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