こんにちは。フィリピン事業担当の久野です。

以前、フィリピンのバゴンシーランとパヤタスと2地域で地域の青少年によるCAYO（Children and Youth Organization、カヨ）という組織について紹介をしました。
CAYOなら、みんなで一緒になんでもできる！ If we are CAYO, we can do anything together!

CAYOは青少年が意見や考えを発信、地域社会に参加する機会を確保することを目的として設立され、子どもの権利について学べるイベントや、読み聞かせなどの活動を企画、実施しています。

そのCAYOが、2024年2月、パヤタスの青少年評議会から「パヤタス地域での教育分野での突出した若者団体（Outstanding Youth Organization In Education In Payatas）」として表彰されました。

CAYOは団体としての規約を持ち、2年ごとに選挙をして会長を交代します。
今回、前会長のモニアンが代表として表彰を受け取り、スピーチをしました。その一部をご紹介します。

「青少年評議会の皆様、地域の中での私たちの努力と賢明な働きを評価してくださりありがとうございます。賞がなくても、地域の中でポジティブな変化を作れるよう、私たちのベストを尽くすことを誓います。
CAYOのみんな、子ども向けの基礎識字プログラム、様々な青少年向けの意味のある活動に参加することで、私たちの地域になくてはならない変化を起こすことの一員になってくれてありがとう。
KnKスタッフの皆さま、皆さんは、よりよい世界を形作ることについて私たちの偉大なロールモデルです」

若者たちの声が聞かれる仕組みがフィリピンの行政の中にあることが、若者たちの活動の後押しにもなっているように思います。
今後ますますCAYOの活躍に期待したいです。