こんにちは。広報の松浦です。
先日、ひとつのインタビュー映像が公開されました。
映っているのは、KnKフィリピンのスタッフ、リチャード。
撮影と編集を担当したのは、2011年の友情のレポーターで現在大学生の石井大智くんです。
そもそものスタートは、ITに長けた大智くんに、
「ねえねえ、KnKウェブサイトのお手伝いをしてもらえない??」
と、お願いしたことがきっかけでした。
こちらのムチャ振りに対し、彼が出してくれた答えは、
「じゃあ、KnKのプロモーションビデオを作りますよ」というもの。
そして大学の春休みを利用して友人たちとフィリピン、カンボジアに取材に行き、この度ふたつのKnKプロモーションビデオが完成したのです。
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この行動力、はんぱなーい!
すごいですね。
というわけで、ぜひ大智くんの力作をご覧ください。約1分です。
フィリピンのジョン・レノンこと、リチャード
このPVで大智くんのインタビューに応えてくれたリチャードは、KnKフィリピンのメンバーとして、長年子どもたちに寄り添い続けているスタッフです。
インタビューを見ていただけたらわかると思いますが、彼自身、かなりシビアでタフな子ども時代を過ごしています。
私が初めてリチャードに会ったのは2011年が始まったころでした。
「若者の家」で仕事の合間に(というか、仕事をしながら・・?)彼がギターで奏でてくれたのがジョン・レノンの「Imagine(イマジン)」。大好きな曲です。
「All You Need Is Love(愛こそはすべて)」も歌ってくれました。
帰国してしばらくしたころ、日本を東日本大震災が襲いました。
震災直後にフィリピンから届いた応援ビデオには、チームを代表してメッセージを読むリチャードの姿が。。
泣けました。
その後、2013年11月に今度はフィリピンが大型台風で深刻な被害に見舞われた時は、中心メンバーとして支援に関わり、初動調査から事業終了まで約1年間レイテ島、サマール島に駐在したのも彼です。
被災地の多くの子どもたちの支えとなりました。
当時のインタビュー記事はこちら
去年の春、友情のレポーターがフィリピンを取材した時は、当初レポーターの2人から「海賊みたいでコワイ・・」と恐れられていましたが、「ジョニー・デップに似ている」という評価だと受け止めたようで、本人は喜んでいました。もちろん、すぐにレポーター2人とは仲良くなりました。
そして今・・
クリスマスを目前に、フィリピンのスタッフは子どもたちのためのパーティ準備で大忙しです。
リチャードのように、やんちゃをしていた子どももいれば、路上生活をしていた子ども、育児放棄にあった子どもなど、さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちが暮らす「若者の家」。
12月1日にスタートしたクラウドファンディングでは、「若者の家」の運営費を募集しています。
12月25日のクリスマスまでに目標としている50万円の寄付を集められなければ、支援が成立しません。
子どもたちが安心して過ごせる「居場所」をこれからも守り続けられるよう、ぜひ皆さまのご寄付と拡散ご協力をお願いいたします。