スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

子どもたちの笑いと学びに満ちた時間:バハレーン校でのサマーアクティビティ

こんにちは。KnKヨルダン事務所の藤村です。

本日は、 8月22日のバハレーン校での活動を報告させていただきます。

バハレーン校は、カタール校に比べ教室が広いのですが、電気が通っていないため、教室の中がとても暗く感じます。少し暗い写真が多くなってしまっていますが、ご了承ください。

バハレーン校はザアタリ難民キャンプに一番最初に建設された学校で、学校の中に中庭のような空間があります。

廊下の壁にはこのような涼しげな絵も描かれています。本日も気温は30度を超える真夏日です。

KnKが活動を行う教室の扉はこのような感じに装飾されています。

10時の活動開始前から数人の女の子たちがまだかまだかと待っています。ハサン先生とイブティサム先生は最後の準備の真っ最中です。

演劇の授業では、アブダッラー先生のマリオネットを真似て、子どもたちもパペットに挑戦です。子どもたちの視線はマリオネットに釘付けです。

くまのパペットは、マリオネット作家のオレンジパフェさんからご寄贈いただきました

後半には、以前から練習してきたダンスと歌を他の子どもたちに披露しました。 見ている子どもたちも音楽に合わせて、手拍子で応援です。

工作の時間には子どもたちが思い思いに自分たちが作りたいものを作っています。

午後の男の子の活動は、音楽の時間から始まりました。

一度、音楽が始まると、子どもたち・先生全員が一体となって歌います。みんなノリノリです♪シリア、ヨルダンは多くの文化を共有しており、特に共通の歌が多くあるようです。

アンマール先生の本の読み聞かせの時間です。多くの子どもたちが物音を立てないよう真剣に聞き入っています。

アブダッラー先生扮するカエルさんと、アンマール先生扮するクマさんのパペット喜劇では、ジョークが飛び交い子どもたちを笑いの渦に誘います。

先生と交代し、子どもたちも挑戦です!先生たちの指導にも熱が入ります。

なんとか子どもたちだけでもできたようですね!観客の子どもたちも、仲間のがんばりをしっかりと見守ります。

あれ、、、最後には、何でしょう?鳥?おじさんの顔?かな。。。


これは、以前の工作の時間に洗濯バサミを使って作った作品でした!

本日も、子どもたちに笑いと学びに満ちた時間を提供することができました。残り6日となったサマーアクティビティですが、教員・スタッフ一丸となり子どもたちに楽しみながら学ぶことのできる空間を提供していきます!

残りのサマーアクティビティの報告も日々更新してまいりますので、皆さまの暖かなサポートを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※ザアタリ難民キャンプにおける夏休みの課外授業は、Yahoo!ネット募金などクラウドファンディングにお寄せいただいた皆さまからのご寄付で実現しました。深く感謝申し上げます。

関連記事:ザアタリ難民キャンプ、サマーアクティビティ2週目
関連記事:ザアタリ難民キャンプ 夏期アクティビティが始まりました
関連記事:ザアタリ難民キャンプ【バハレーン校】シャザさん(9年生)からのメッセージ
関連記事:280人の子どもたちが夏の課外授業を心待ちにしています

【ヨルダン(シリア難民支援)活動概要】

寄付する
寄付する
資料請求