2010/04/02
報告:2010年春休み 友情のレポーター 岩沢壮太
2010年友情のレポーター岩沢壮太です。カンボジアのバッタンバンから報告です。
4日目(3月29日)
若者の家の子どもたちともだいぶ仲良くなり相手のやりたいことがわかるようになったり、自分のやりたいことが伝えられるようになってきました。
4日目にして初めての取材をしました。
僕が一番仲良くなった男の子2人を取材しました。
まず僕がビデオを撮り2人目を僕が取材しました。
僕が取材した時ほんとに聞いていいのかわからないようなことを質問しました。
「KnKに来る前はなにをしていましたか?」
すると男の子はこう答えました。
「タイで物乞いをしてお金を稼いでいました。」
この時、気持ちが動転するぐらい頭が混乱していました。
すごく明るくおもしろい子だったし、一番仲良くなった子どもだったから号泣してしまいました。
正直今でも信じられません。
5日目(3月30日)
午前中にバンブートレインという乗り物に乗ってレンガ工場に行きました。
バンブートレインとは線路の上を板にエンジンを乗せて走る遊びです。
板だけなので、周りにさえぎるものがなにもなく開放感の強い乗り物でした。
レンガ工場で初めて児童労働の現場を見ました。レンガを一日中運んでいる小さい子どもに会いました。
1000個レンガを運んだら5ドルだそうです。1000個運ぶのに5日かかるため実際には一日1ドルだそうです。子どもを雇ってる大人が笑っていました。
「信じられない」 それしか頭に浮かびませんでした。
午後は写真館でカンボジアの伝統衣装をまとって写真撮影を体験しました。
みんな別人のようにきれいになっていてびっくりしました。
誰もが笑顔でした。
怒りと楽しさが残る一日でした。