2013/10/30
報告:KnKスタッフ 清水 匡
KnKは各国で様々なワークショップを開催していますが、得意分野ともいえるビデオワークショップをパレスチナの「希望の家」で開催しました。
KnKパレスチナ写真初日の参加者は10人でしたが、どこから噂を聞きつけたのか、2日目には13人に増えました。「ビデオカメラを使ったことある人?」と質問したらほとんどが「Yes」と答えました。でもよく聞いてみると携帯の動画ということで、本当のビデオカメラを使ったことがある子はほとんどいませんでした。簡単にカメラの使い方を教えて「自由に撮ってごらん」と言うと、あっという間に教室はもぬけの殻となりました。
カメラで遊んで戻ってきた子どもたちに撮影したものを見てもらい、良い点と悪い点を挙げてもらいました。良い点は「映像がクリア」「軽い」「操作が簡単」など。悪い点は「動いてばっかり」「指が写ってた」「頭が写ってなかった」などが挙げられました。良い点はカメラそのものの特徴でしたが、悪い点は技術の問題点であることがわかりました。そこでみんなに「プロのテクニックを伝授してあげよう」というと、目を輝かせて首を何度も縦に振ってくれました。
今まで意識していなかったテクニックを実際に使ってみるとあーら不思議。さっきとは見違えるようにうまくなるじゃありませんか。そのうれしさは子どもたちの目を見れば一目瞭然です。
次は本格的にビデオ作品を作っていきます。お楽しみに。