活動ニュース

ウェブサイトづくりを体験しよう!(後編)

2012/10/25
報告:KnKスタッフ 松浦 ちはる

パレスチナ ウェブワークショップ写真撮影が終わると、それぞれがお気に入りの写真を数枚選んでパソコンに取り込み、グラフィックソフトを使って説明文をつけるなど加工を施しました。

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最終日にはKnKヨルダンのセンターとインターネットTV電話(スカイプ)をつなぎ、両国の子どもたちによる交流を行いました。KnKヨルダンの事業地アンマンとパレスチナ事業地のアルザリアは100キロも離れておらず、同じアラビア語を話す上に方言も似通っています。パソコンの画面にヨルダンのスタッフや子どもたちの映像が映り声が聞こえてくるとパレスチナの子どもたちは大興奮!同じアラビア語を話す者どうしとはいえ、外国の子どもとインターネット上で話すのは皆初めての経験です。
KnKヨルダンのスタッフや子どもたちは、ワークショップに参加した子どもたちそれぞれのページに対し感想を聞かせてくれました。話は盛り上がり、当初の予定を超えて1時間近くも続きました。

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ワークショップに参加した子どもたちはヨルダンの子どもたちと再びインターネットで話がしたいと話してくれました。今回の体験が、子どもたちがどんな環境の下でも好奇心を持ち続け自由に表現し、他の国や民族の人々とも積極的に交流する気持ちを育む一助となることを願っています。

【参加者紹介】

アブドルウーフ(9歳):最年少の彼は、好奇心の赴くままに色んな風景を撮影しました。

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クサイ(12歳):ヨルダンのスタッフや子どもと一番多く話した積極的な彼は、作品でこう述べています。「ハウス・オブ・ホープは僕たちに希望を与えてくれます。いつか壁が無くなり、僕たちの土地に戻れるという望みもかなうでしょう」

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ジュマンナ(12歳):彼女が選んだ写真は現地駐在員、岩国佐和さんの写真です。よく見ると「I Love you」と書かれてあります! インターネットTV電話でヨルダン側から名前を呼ばれると最初は恥ずかしがっていましたが、次第に打ち解けて会話を楽しんでいました。

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クサイ(12歳):光の加減でユニークな顔写真が撮れました。「僕はアルサワハラ村に住んでいます。マッシュルームと学校とパレスチナが大好きです」

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サーレ(12歳):文章を書くのが得意な彼は、センターの活動が大好きで自分にとっては第二の家だと表現してくれました。

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モハマド(12歳):彼は働く子どもの写真に対して「将来のための時間を仕事に費やす子どもは見たくないな・・・センターに来てくれるといいのにな」というメッセージを書きました。

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アブダラ(14歳):大人しかった彼が選んだ写真は、誰かの後頭部のアップ。クスクス笑いながら「シラミのいる男の子」と書いていました。ヨルダンのスタッフや子どもたちもこれには笑っていました。

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