活動ニュース

遠く離れた日本からのメッセージ

2010/10/26
報告:KnKスタッフ 清水 匡

ジャパン・プラットフォーム
助成事業

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10月2日、3日に開催されたグローバルフェスタ。KnKのブースに来てくださった方々にパキスタンの水害で被災した子どもたちへメッセージを書いてもらいました。
そして今回そのメッセージを子どもたちに届けてきました。

KnKはジャパン・プラットフォームの助成を受け、水害で崩壊した30以上の学校へ教育教材やテントを配布しています。校舎が流され授業が停止されていましたが、配布したテントにより授業を再開させることができました。子どもたちは勉強ができるだけでなく友だちと再会できたことが何よりも嬉しいと言っていました。

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授業に専念する子どもたち

授業に専念する子どもたち

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仮設校舎でもあるテントを訪れ、子どもたちに日本の皆さんから頂いたメッセージを渡しました。中には英語で書かれてあるメッセージもあり、現地スタッフがいくつかを読み上げて子どもたちに説明してくれました。

スタッフがメッセージを読み上げ説明してくれました

スタッフがメッセージを読み上げ説明してくれました

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「Keep Smiling!」(いつも笑顔で)
「Your dream comes true」(夢はきっと叶うよ)
などなど

メッセージには「笑顔」や「夢」、「希望」という言葉がたくさん込められており、この言葉を耳にした子どもたちは目を見開き、とても嬉しそうな表情を見せていました。

真剣にそして嬉しそうにメッセージを受け取ってくれました

真剣にそして嬉しそうにメッセージを受け取ってくれました

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パキスタン北西部に位置するコヒスタン郡の山岳地域では、ガス、水道、電気もなく、ましてやインターネットに触れたことがない子どもたちも多く生活しています。そんな子どもたちにとって遠く離れた日本から暖かいメッセージが贈られることなど想像もしていなかったに違いありません。

山岳地域に設置されたテント

山岳地域に設置されたテント

中には数時間も歩いてくる生徒もいる

中には数時間も歩いてくる生徒もいる

メッセージを書いてくれた皆さん、本当にありがとうごさいました。

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donation
被災した子どもたちを支えるため、緊急支援にご協力ください
パキスタンの洪水被害は国土の5分の1に達し、1540万人~2000万人の被災者のうち600万人が子どもと推定されています。
2005年のパキスタン大地震からの復興半ばに、再び人々を襲った災禍。今後も被害の拡大が懸念され、回復には時間がかかることが予想されます。
パキスタンはアフガニスタンやインドと国境を接し、「世界の平和と安定の要」と考えられています。平和と安定のためにも、次の世代を担う同国の子どもたちの教育が途絶えることがあってはなりません。
KnKは2005年の大地震発生以降、これまで延べ約2,500人の現地の子どもたちに対し、教育や心理ケアなどの支援を行ってきました。今回の緊急支援においても教育支援を軸に、現地パートナーとともに被災した学校施設へテントの配布などの支援を実施・継続していきます。
貧困や被災などで困難な状況にある子どもを、最も深い絶望に追いやるもの―― それは周囲の無関心です。被災した子どもたちへの温かいご支援を賜りますよう、お願いいたします。

通信欄に 『パキスタン豪雨』 とお書き添えください。

≪郵便振替≫
加入者名:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:00120-2-727950

◆その他銀行口座からもご支援いただけます◆
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国境なき子どもたち事務局までお名前、ご住所、ご連絡先をお知らせ願います。

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