Against the Wind -バングラデシュで生きぬく子どもたち-
国境なき子どもたち写真展 2009 Against the Wind -バングラデシュで生きぬく子どもたち-
撮影:渋谷 敦志
2009年1月、KnKはバングラデシュにフォトジャーナリスト・渋谷敦志を派遣、子どもたちの現状と農村が直面する問題を取材・撮影してもらいました。
この写真展が自然災害や貧困、児童労働などの苦境にある子どもたちの現状を共に考える機会となることを願っています。
- 線路沿いには家や露店が並び商売人が声を張り上げる(ダッカ)
- 「そこどいて!」と勢いよく通り過ぎる物運びの少年たち(ダッカ)
- 家事の仕事をする少女。「仕事をしながらテレビを見るのが楽しみ」虐待を受ける子どもが多い中「自分はラッキー」と語る。(ダッカ)
- 歓楽街で働く少女たち。「社会が必要とするからこの仕事をしているの」(ダッカ郊外)
- 路上で生まれた2人の子どもたち(ダッカ)
- サリー工場で見習いをする少年。職人が帰宅後にからまった糸くずを取る。(ダッカ)
- 町工場で働く少年。「自分が働かなければ家族が生活できない」(ボリシャル)
- タバコ工場。子どもを雇うのは器用で仕事が速い反面、給与が大人の半分。(ボリシャル)
- レンガを砕く仕事をする5歳の少女。12時間働いて日給は約40円。(ダッカ)
- ピロジュプール県の農村。朝霧が緑豊かな森の村を包み込む。
- KnKのチルドレンセンター。(ピロジュプール)
- チルドレンセンターに通う少女(ピロジュプール)
- KnKの縫製訓練センターでミシンの訓練を受けている女性たち。
- 霧の中から現れた子どもたち。(ピロジュプール)
プロフィール
渋谷 敦志 (しぶや あつし)/アジアプレス所属
東京在住 1975年大阪府生まれ。高校生のときベトナム戦争の写真を見てフォトジャーナリストを志す。立命館大学在学中にブラジルに留学研修、法律事務所に勤務しながら写真を本格的に撮り始める。2002年ロンドン芸術大学London College of Printing卒業。現在はフリーランスのフォトジャーナリストとして、最近はソマリアの飢饉問題やウガンダのエイズ遺児、アジアの辺境に暮らすマイノリティなどを取材している。
1999年 第三回MSFフォトジャーナリスト賞、2000年 日本写真家協会展金賞、2005年 視点賞・視点展30回記念特別賞など受賞多数。
https://www.shibuyaatsushi.com/