活動ニュース

【歳末寄付のお願い】子どもたちが健やかに成長できる機会を!

2023年 歳末寄付のお願い

子どもたちが健やかに成長できる機会を!
2024年の教育活動のため、歳末寄付にご協力をお願いします。

「僕は今年14歳。路上で働きながら独りで暮らしています。センターに通い始めたのは4年前。自分の心を元気にしたくて、幸せになりたくて通っています。ここでは健康や衛生について学んだり、友だちと楽しく遊んでいます。こんな場所がもっと増えたらうれしいな」(マイヌル)
imakihu
※KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

例えば3,000円あれば、バングラデシュの路上で暮らす子ども1名に約1週間、KnKのドロップインセンターで食事やシャワー、読み書き計算や遊びなど、健やかに過ごせる機会を提供できます。

<支援の一例> バングラデシュ 路上で生活する子どもたちの保護活動

バングラデシュの首都ダッカには、いわゆるストリートチルドレンと呼ばれる子どもが推定で30万人、もしくはそれ以上いると言われています。KnKが支援する子どもたちは、「オールドダッカ」と呼ばれる地域にある大きな港の片隅で寝起きし、過酷な環境で日銭を稼ぎながら日々を送っています。その多くが、虐待や育児放棄を受け、家族と離れて生きる子どもたちです。

2011年9月にKnKが首都ダッカで開設した「ほほえみドロップインセンター(DIC)」では、路上で生活する子どもや経済的に極めて貧しい家庭の子ども約40人を受け入れ、朝食と昼食、ケガの応急手当て、シャワーや洗濯をして身なりを清潔に保つ場所を提供するほか、識字教育やレクリエーションの機会、基本的な生活習慣・社会ルールなどを学ぶ機会を設けています。

センターは、大人の保護を受けて子どもたちが安心安全に子どもらしく過ごせる数少ない居場所です。スタッフたちは、子どもたちから頼られる希望の存在であろうと、通って来る子ども一人ひとりの名前を覚え、それぞれの必要としていることに対し真摯に応えます。

DICの子どもたちとスタッフのファルザナ

「自分の名前を書けなかった子が、DICに来るようになってからは書けるようになったり、自分の身の回り(衛生面)に気をつけることができるようになったり、自分自身で将来について考えることができるようなったりと、多くの変化があります!」(DICスタッフ:ファルザナ)

* * *

「DICの中には約40個のロッカーがあった。このロッカーに子どもたちの私物を入れる。路上で生活していると、自分の稼いだお金や服を置ける場所がない。誰かに盗られるかもしれないという状況は不安がつきまとう。(中略)ロッカーがあることによって、安心した気持ちで生活できるのかもしれない。たった一つの小さなロッカーがもたらす安心感は、多分すごく大きい」(2023年友情のレポーター:落合碧)

認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)では、路上で生活する子どもや学校をあきらめ働かざるをえない子ども、また暴力や虐待、さらには紛争の被害にあった子どもなど、さまざまな困難な状況下で、助けを必要としている子ども・若者たちを対象に、教育や職業訓練などの支援活動を通じて、健やかに成長・自立できる機会を提供しています。

2024年も各活動地で子どもたちのために活動を続けていけますよう、歳末寄付のご協力を心からお願いいたします。

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