活動ニュース

非公式教育(NFE)センターでの運動会

2014/03/24
報告:プロジェクト・コーディネーター 渡辺 三帆

2月の4週目、3日間にわたりバングラデシュのピロジュプール地区5村でKnKが提供している非公式教育(NFE)センターにおいて運動会が開催されました。
昨年は実施できなかった運動会でしたが、今年度は「フェリシモ地球村の基金」からのご支援により開催することができました。ここにあらためて深く感謝申し上げます。

NFE運動会は、子どもたちが存分に楽しむことの他に、KnKの活動を地域コミュニティの方々に広く知ってもらおうという目的があります。
今回はソーシャルワーカーが子どもたちと相談し、各センター独自のプログラムを考案。その日から毎日子どもたちは練習を重ねてきました。当日は、公立小学校の先生方や政府関係者、親や地域社会の方々を招き、子どもたちの日々の頑張りの成果を見ていただくことができ、子どもたちも大喜び。運動会の開会式は地域有力者のご挨拶と子どもたちによる国歌斉唱で始まりました。

■競技の様子

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かけっこ競争はサンダルを脱ぎ捨て精一杯走りました。「この子が一番!」「いや、この子の方が早かった!」と大人が言い争いをする場面も。

■文化項目の様子

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スポーツだけではなく、音楽の先生と日々練習している歌、そしてバングラデシュの子どもも大人も大好きなダンスやドラマを披露しました。黒板の英字を真似て書く模書を競ったり、グラウンドにまかれた米粒を集めたりといったバングラデシュ独特の競技まで。

■組合活動広報

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KnKは、この5村で非公式教育以外にも職業訓練や組合事業を行っています。当日は公立学校の先生、コミュニティの方々、政府関係者の方々や保護者の方々に、職業訓練や組合事業の活動を紹介する機会を得ることができました。村における組合活動の周知度を高めることで、公立学校の制服のオーダーや、村人からのオーダー、そして地域社会のサポートが高まることを期待しています。

■最後に

運動会当日は天候に恵まれ、一人一人が活躍できる競技がたくさんあり、白熱した運動会になりました。卒業生や生徒の弟妹含め、多くの方々にご参加いただいたことで、子どもたちにとっても思い出に残る行事になったと思います。そしてKnKの活動を広く知っていただく絶好の機会ともなりました。
「フェリシモ地球村の基金」の皆さま、サポートしていただいた方々には深く感謝いたします。

 

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