こんにちは。財務担当の栗林まどかです。
「監査」
この言葉に、皆さまはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
「数字のこと?」
「なんか小難しそう?」
「マルサの女?」いえ、マルサの女は税務(国税局査察官)のお話です。
さて「監査」とは・・・
「経済活動及び経済事象に関する情報と、特定の基準とがどの程度合致しているか確かめるために、これらの情報についての証拠を客観的に入手し、評価し、さらにその結果を情報の利用者に伝達する体系的なプロセスである。」(Wikipediaより)
まとめると「成績をつける」ということです。
その成績表に当たるのが、いわゆる「財務諸表」というものです。
認定NPO法人については、この財務諸表に対する監査が
NPO法で定められているので、私たちKnKは毎年、公認会計士による監査を受けています。
それは年度末(12月)*が過ぎるとやってくるように思いますが、本当はその年の1月から始まっているのです。なぜなら財務諸表(成績表)は1年のまとめに過ぎず、評価の対象は、日々の活動(生活態度)にあるからです。
(*KnKの会計年度は1月始まりの12月末締め)
プールに海に花火にスイカ、そろそろ夏も終わりかと思う頃、
私は監査を意識し始めます。
街路樹の紅葉も終わり、クリスマスソングが街に響く頃、
私は監査準備の真っただ中にいます。
お雑煮を食べ、羽根つきにも飽き、正月太りが気になりだした頃、
私と監査の距離はほんの数ミリです。
そしていよいよバレンタインも終わり、ホワイトデーのお返しが気になりだした頃、
私はそれどころではありません。
そういう具合に月日はあっという間に過ぎ去り、桜が咲き始める頃、私は達成感と共に納税します。
「今年もギリギリで卒業できた!」
最新の財務諸表については年次総会での承認をもって、皆さまにお届けいたします。
今しばらくお待ちいただければ幸いです。