スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

ヨルダン・インターン日記No. 10 2025. 11. 1

こんにちは。ヨルダン事務所でインターンをしている辻元です。

先日、現地スタッフのご自宅でアラブ料理を教えていただきました。今回は、アラブ料理がどのように作られるのかについてお話ししたいと思います。

<デザート編:Layali Lubnan>

まずはヨルダン・レバノン・シリア・パレスチナのシャーム地方で定番のデザート、Layali Lubnanを作りました。日本語に直訳すると「レバノンの夜」というデザートです。名前の由来は、レバノンの国旗にちなんで、白いプリンや緑や赤のデコレーションが使われているからだそうです。

こちらのデザートは、アラブの牛乳プリンのようなものです。セモリナ粉と呼ばれるヨルダンのお菓子によく使われる小麦粉のような粉と砂糖、牛乳を混ぜて作ります。層になっていて、上にはキシュタと呼ばれるクリームと生クリームの粉を混ぜたものをかけます。最後にピスタチオをたくさんかけたら完成です。混ぜて冷やすだけの簡単なレシピですが、シロップをたっぷりかけると絶品です。

甘さ控えめの牛乳プリン

クリームとピスタチオを乗せて完成

ポットに入ったシロップ

<メインディシュ編:Uzi>

次にメインディッシュのUziを作りました。Uziとは、お肉ご飯をパイ生地で包み、オーブンで焼いて作る料理です。今回はパイ生地で包みましたが、包まずにご飯のままで食べる場合もあります。

ひき肉炒めとブロック肉のスープ(赤い鍋)

炊き込みご飯出来上がり

ラム肉の挽肉炒め、ブロック肉をたくさんのスパイスで煮込んだスープ、そしてご飯を合わせて炊きます。もうこの時点でとっても美味しいご飯が出来上がります。しかしここで終わりではありません。このご飯を薄いパイ生地で包んでいきます。

みんなで包んで

たくさん作って

焼いたら

完成!

料理開始からおよそ2時間で完成しました。約10人前の料理を作ったので一苦労でした。

ご家庭に招かれると、いつも食べきれないほどの美味しいご飯で迎えてくれます。その背景には、ゲストに遠慮せずにたくさん食べてもらうというおもてなしの精神があるようです。そのため、お皿が空きそうになると「もっと食べて」とご飯をよそってくれます。大盛りご飯を残さないように、最後はいつも必死になって食べています。

今回、実際にアラブ料理の作り方を学び、その量と工程の多さに驚きました。そして時間と手間を惜しまずに作った料理を、みんなで一緒に食べ、同じ時間や食べ物を共有することで、人と人との暖かいつながりを感じることができました。

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