スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

「ニュースレター」に思いをのせて/ヨルダンより

こんにちは。ヨルダン事務所インターン生の阪本です。いつもKnKの活動を応援してくださり、ありがとうございます。

今回はヨルダン事務所で私が編集を担当している「ニュースレター」についてのお話しです。ヨルダン事務所では2018年6月より、JICA事業としてヨルダン教育省の協力のもと、ヨルダン公立学校で日本式の教育活動である日直当番や縦割り班活動、学級会といった特別活動(通称:TOKKATSU)の導入に取り組んでいます。前述の「ニュースレター」はこのプロジェクトに参加してくれている学校の生徒たちや先生方、保護者の方々に活動の様子を伝えることで、活動への理解を深め、各学校の取り組みをより充実させることを目的に制作しています。

では、1つの「ニュースレター」ができるまでにどのようなステップを踏んでいるのか見てみましょう。ニュースレターを作る際、まずはスタッフが学校を訪問した際に撮って来た写真をもとに掲載する内容を決めることから始まります。一見簡単そうに見える写真選び、でも意外と難しいのです。暗い写真やぶれた写真を排除するのはもちろん、活動の様子や生徒たち及び先生方の顔がはっきり分かるものを選ばなければならないからです。毎回この工程に結構時間がかかっています。選び抜かれた写真は次の工程へ。(まるで製造工場みたい(笑))

写真の詳細を明らかにするため、スタッフにインタビューします。例えば、この写真はどの学校でのものなのか、どのクラスのどの活動の写真なのかなどの情報を集め、記事にしていきます。構成や内容が決まったら英語で記事を書いていき、大まかなものが完成したらスタッフに構成及び英語訳を確認してもらいます。確認が終わったら完成!といきたいところですが、そうはいきません。
なぜならアラビア語版も制作する必要があるからです。私は大学でアラビア語を勉強していたので、その知識と辞書をもとに、毎回アラビア語翻訳に挑戦しています。これが結構勉強になる!翻訳が終われば、現地スタッフに翻訳を確認してもらい、微調整をした上で、ついに「ニュースレター」は完成するのです。


私は毎回「ニュースレター」を制作する際、いつも「1ページでも多くめくって見てもらえるようなもの、読んでいて楽しいと思うようなものを作りたい」と思っています。なぜなら、どれだけ内容が良くても、見ていてつまらないと思うようなものを作っては誰にも何も伝わらないからです。これにより、できるだけカラフルなものにする、写真はできるだけ明るくはっきりさせる、吹き出しなどをつけるなど、様々な工夫をしています。
「ニュースレター」は読んでくださっている皆さんに活動への思いや先生方や先生たちが頑張っている姿を伝える手紙のようなものなのです。これからもこの思いが1人でも多くの人に伝わるよう、頑張っていきたいと思います。

(追記)この記事は2019年12月に作成されました。阪本さんは2020年1月中旬でインターンは終了され、ニュースレター制作はヨルダンのスタッフに引き継がれています。

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