5月25日、絶好の遠足日和。
この日、「走る! KnK子どもセンター」を訪れる竹駒小学校と気仙小学校の子どもたちは、箱根山へ遠足に行きました!
こんにちは、KnK子どもセンタースタッフの菅野洋子です。
箱根山といっても、今、火山活動が活発になっているあの箱根山でなく、岩手県陸前高田市小友町にある箱根山です。
箱根山に向かうバスの中では
「お弁当ね、こんなのに入れてもらったの~」と早速、お弁当を見せてくれる子や、
「ローラーすべり台、すべれるんだよね~?すべりたい~」「オレもオレも~」「私も~」と、すでにバスの中からテンションの高い子どもたち。
まずは、しっかりお約束の確認です。
「は~い お約束を言ってみましょう、悪口を言ったり、ケンカをしない」のスタッフの号令に一斉に
「わ・る・ぐ・ち・を・いっ・た・り、ケ・ン・カ・を・し・な・い」
「施設内のモノを勝手に触らない、壊さない」
「し・せ・つ・な・い・の・モ・ノ・を・・・・・・・」
そして、まずは“杉の家はこね”で、はがき入れ班と本棚班に分かれての木工工作です。
指導員の方のお話をしっかり聞いて、作業開始です。
男の子も女の子も一生懸命。トントントントン器用に金づちを使います。
一年生はちょっとだけお兄ちゃんの力も借りて仲良く。
12時、昼食タイムです。お弁当を嬉しそうに広げる子どもたち。
「見てみて~ このお弁当箱可愛いでしょ?」
「これ食べる?」「じゃあ、これと交換する?」
昼食タイムの後は、気仙地方の大工さんたちによって、明治時代の民家を想定して作られた伝承館へ。
太い大黒柱やねずみの通り道といわれる欄間、担当の方の説明に子どもたちも興味深々。
「あの蔵の模様はなんていうでしょう?」
「ヒントは・・・海の・・・な・・・」
「なまこ~~!」
「正解!これは『なまこ壁』と言います」
囲炉裏を見つけ、「ここの中、開けてみたい~」
「冬にはここに火を起こすんだよ。そして鍋とかぶらさげて・・・」
「あ~知ってる~!」
この日は、外は暑かったのですが、昔の民家を模して作った伝承館の中でヒンヤリ涼しいひと時を過ごしました。
そして、いよいよ子どもたちは待ちに待ったアスレチックわんぱく丸や252メートルのローラー滑り台、ターザンロープなどがある市民の森へGo!ローラー滑り台は、3人ずつ順番を決めて滑ります。お尻にはちゃんとビート板を敷いてね。
滑るのはあっという間なのに、上るのは大変!それでも、中にはもう一回、もう一回と何度も挑戦したがる子も・・・子どもたちは元気です!
ターザンになってる子や基地を作っている隠れている子、わんぱく丸では竹駒小学校の子どもも、気仙小学校の子どももスタッフも入り乱れての鬼ごっこ!
汗だくになりながら、時にはあちこちぶつけながら、帰りの時間ギリギりまで、広場全体をみんな全力で走り回っていました。
その結果・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
もうすでに夢心地・・・。
どんな夢を見ているのかなぁ♪