活動ニュース

アクセサリー作りワークショップ

報告:プロジェクト・コーディネーター 渡辺 三帆

バングラデシュの首都ダッカにあるストリートチルドレンを対象としたドロップインセンターで、
3月22日、アクセサリー作りのワークショックを実施しました。
主催者は、ダッカのリサイクルグッズを使ったエコアクセサリー社Aadiのデザイナー、
アマンさんと、活動サポーターであるネビンさん。
Aadiさんは、東北復興支援のために以前ダッカでファンドレイジングイベントを開催され、
その売り上げの一部をKnKに寄付していただいたこともある方です。
今回、ダッカのストリートチルドレンのために何か楽しいイベントを開催したい、
ということでアクササリー作りのワークショップを企画していただきました。

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当日は40人を超える少年少女が集まり、早朝からセンターはわくわくモードに包まれました。Aadiさんが持参されたカラフルなビーズやコインや鍵などのリサイクルアイテムをずらっ床に並べると、子どもたちは手に取り不思議そうに眺めています。「これをどうするんだろう?」

まずは、デザイナーのアナンさんがお手本として器用にビーズを操り、ろうそくの火で先端を止め、スタイリッシュなネックレスが完成しました。モデルとなりそのネックレスを付けてもらい、鏡を覗く女の子は、なぜか恥ずかしそうです。

「さぁ、自分でデザインして自分だけのネックレスを作ろう!」、とワークショップが始まると、子どもたちは一斉に床に陣取り試行錯誤。黒と白のみで大人っぽく作ろうか、自分の名前のイニシャルはどれだろう、カラフルで大きなビーズをたくさんくっつけてダイナミックに、とやはりそれぞれの個性が出ます。
いつもは走り回って元気な子どもたちも、今日ばかりは集中してひとつひとつビーズをヒモに入れていきます。一方でソーシャルワーカーたちは、「授業にもこれくらい集中してくれれば」と嘆きます。

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左右対象となるようにビーズの数を数えることがコツです。

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1時間後、やっと完成したネックレスを持ってアマンさんにロウソクの火で端っこをとめてもらい完成。世界でひとつだけの自分だけのネックレスが完成しました。

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あとで主催者のお二人から、「いろいろな子どもたちに対してアクセサリー作りをやってきたけれど、こんなに個性的で斬新なデザインをみたのは初めてだ」、とのご感想をいただきました。さすがセンターの子どもたち、個性と大胆さに置いては誰にも負けませんでした。 さらに後日、当日の様子がなんとバングラデシュの大衆紙、The Independentに掲載されました。これには子どもたちも大喜び!
Aadiさん、楽しい時間をどうもありがとうございました。

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