活動ニュース

国会議員団による訪問

2012/02/28
報告:プロジェクト・アドミニストレーター 岩国 佐和

2月5日(日)、日本の国会議員団がODA視察の一環として、KnKが現地NGOとの連携の下で運営するユースセンター「House of Hope(ハウス・オブ・ホープ)」を訪れました。当日は主に非公式教育活動として、英語・アラビア語、音楽、手工芸、伝統ダンスなどのクラスを行いました。

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まず、議員団の方々にセンター内の活動を見学していただきました。その際、生徒の学習ノートを熱心に覗き込んだり、生徒に自ら話しかけたりする議員の姿も見られ、緊張しがちであった子どもたちにも笑顔が見られました。また、中にはカメラのシャッターを頻繁に押したり、現地スタッフに積極的に質問する方もおられ、当プロジェクトのが議員団の方々にとって興味深いものであることを物語っていました。KnKとしては、議員の方々にODAが有効かつ有意義に活用されている現場を見ていただけたのではないかと自負しています。
ユースセンターでの活動見学後は、パレスチナで活動を行う他の日本のNGOと議員団との間で意見交換会が行われました。議員の方々はNGOスタッフに対し多くの質問を投げかけただけでなく、NGOスタッフからの要望や意見等にも熱心に耳を傾けて下さりました。また、今回の議員団訪問は、現地スタッフにとっても良い刺激となり、彼らのモチベーションの向上にも繋ったようです。

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当ユースセンターも開所から2ヵ月を超え、今では200人以上の子どもたちを受け入れています。センター内では毎日、子どもたちの笑い声や叫び声、歌声、軽快なダンス・ステップの音、美しい楽器の音色などが混じって響き渡り、寒い冬にも負けないくらいの熱気で満ち溢れています。この子どもたちの健やかな成長を図ることを目的とした「House of Hope(ハウス・オブ・ホープ)」を長期的視野の下で運営していくことができるよう、今後も皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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