2012/03/26
報告:プロジェクト・コーディネーター 加藤 香子
地域貢献できる素地の育成を目指すコミュニティ参画プログラム(14歳から18歳対象、以下CP)。
その参加青少年らが、2月25日(女子)と3月3日(男子)、孤児院での奉仕活動を行いました。
今回は、その活動実施までの過程をご紹介します。
<活動実施まで>
ステップ1 準備トレーニング
レクチャー受講。エデュケーターと呼ばれるKnKの現地スタッフが、人前での話し方や活動計画の手順について丁寧に教えていく。
ステップ2 企画
話し合いを通し、活動の目的や時間配分、役割分担を決定。 必要な物品や予算についても洗い出していく。

話し合いの様子

時間配分を円グラフに
ステップ3 模擬実施
通う低年齢の生徒を対象に予行練習。 時間配分は適切か、各々の役割は明確か最終確認。
ピエロ?も登場した予行練習。うまくいっているかな~
ステップ4 活動本番
タイムキーパー役の合図と共に、当初の計画に沿った活動を進めていく。本訪問では、“孤児らに笑顔を灯す”という目的下、趣向を凝らしたさまざまなゲームや出し物が繰り広げられました。

大盛り上がりのイス取り大会

互いの風船を割り合うゲーム

7人の小人が登場。非公式教育プログラムの生徒らも同行、演劇“Snow White”を披露。
ステップ5 振り返り
エデュケーターからの気づきを共有、反省点については今後に活かしていく。

タイムマネジメントは出来たかな?

お疲れさまでした!(CPと演劇クラスの生徒)
上述のステップを経て、青少年らは互いの意見を交換、共有、ぶつけ合いながらも、一つの活動を創り上げ、実施していきます。
本訪問では、青少年各々が、エデュケーターのサポートを借りながらも、しっかりと自分の役割をこなしていきました。 一方、計画していた通りにはうまくいかない場面にも遭遇、場を一つにまとめることの難しさも味わいました。
全てを糧に、今後の活動へ活かされていくことを願わずにはいられません。 これからも彼らの成長を見守っていきたいと思います。