スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

東京事務局が東北支援を引き継ぎます

 

こんにちは。この春より育休から復帰しました東京事務所の佐々木です。

東北事業およびヨルダン事業の担当をしています。「551の蓬莱」をこよなく愛する大阪出身者なのですが、KnKへの就職を機に東京に移り、気づけば早いものでもう7年。お恥ずかしい話、未だに東京含む関東の地理や地名には疎いのですが、東日本大震災後の支援活動をきっかけに岩手県に何度も通ううち、岩手沿岸部の地名は東京より詳しくなりました。今でもスーパーなどで三陸産の海産物を見かけ、生産地や加工地に知っている場所に出会うと一人にやりとしています。

東日本大震災の支援活動のため、KnKでは2011年10月から沿岸部の釜石市に事務所を開設していましたが、先月の4月末を持ち岩手事務所は閉所しました。最後まで事務所を置かせていただいた釜石市の青葉ビルは、岩手事務所を閉所するまでの4年6ヵ月にわたり、KnKの東北支援の拠点でした。

沢山の資料や書類、備品を整理して、ガラーンとした岩手事務所。

沢山の資料や書類、備品を整理して、ガラーンとした岩手事務所。

その青葉ビルは、実はKnKが沿岸部での支援活動を行っていた御縁で修復のお手伝いをさせて頂いた場所でした。復興に取り組む市民の皆さんが利用しやすい場となるよう市、利用団体、建設会社、ドナーと関係者で何度も協議をしながら支援に取り組みました。震災から約一年後の2012年4月には市民活動の場としてリニューアルオープンを果たした青葉ビル。オープン後は、様々な市民団体やグループ、学生さんたちに活用され、復興の一歩をお手伝いできたこと、本当に嬉しく思ったものです。

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リニューアルオープン直後の青葉ビル(2012年4月)

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「僕らは子ども特派員!新聞ワークショップ2013 in 釜石」(2013年8月)

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ワークショップ「おいしい!楽しい!手作りパン♪」(2013年9月)

そんな思い入れのある岩手事務所@青葉ビルの閉所に伴い、日々、最前線で各方面との調整や各種プロジェクト、ワークショップを担当してくれていた岩手駐在スタッフとの別れも寂しく、地元の関係者の方々からも東北支援から撤退してしまうの!?と驚きの声を頂きましたが、引き続き、東京事務局より東北支援に取り組んでまいります!

 

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