みなさん、こんにちは。
国境なき子どもたちで総務及び経理を担当しております後藤です。
KnKはNPO法人(特定非営利活動法人)ですが、更にその頭に「認定」という言葉をつけて名乗っております。
多くの方がそんなの知ってるよ!であることを信じたいのですが、「認定」ってそもそもなーに?という方々もおいでになるかと思います。
そこで、今回はかる~く認定NPO法人基礎講座です。
約20年近く前まではNPO「法人」という制度もなく、人々はNPO(非営利)活動を行ってきました。
NPO「法人」制度がないということがどういうことかというと、団体の名前で銀行の口座が作れない、団体の名前で契約が結べない等々がありました。
なのでその時の団体のメンバーの(多くは代表者)個人の名前で契約を結ぶしかなく、そのメンバーがはずれると、団体の運営が成り立たなくなる・・・という問題を常に抱えているということでもありました。
そのような中、阪神大震災を契機に、NPOの存在価値が社会に認められるようになり、議員立法により、「法人格」が持てるようになりました。
それ以来、「本来国家や行政が担うべきことがらをNPO法人にも担ってもらいましょう。
そのことで、より多様化した市民のニーズにきめ細かく応えていけるでしょう(ついでに安上がりに!?)」という観点から、NPO法人に「認定」制度ができました。
これは「税金を全て国や自治体を経由して使うのではなく、もっと納税者の自由意志に委ねられる部分を作りましょう、国家行政サービスの肩代わりをしているNPO法人の運営を支えましょう。」
という趣旨で「認定」を受けた団体へのご寄付は確定申告での課税計算の際に、税額又は所得の控除ができるようになったのでした。
さあ、ここからが本題
という訳で「認定」って「公」のお墨付きな訳です。
そのお墨付きは、5年更新ものです。
KnKは昨年はじめてその更新の時期を迎え、半年がかりのスタッフ一丸となった準備を経て、昨年12月に無事、新たなる5年間の「認定」のお墨付きをいただけたのでした!!!
「公」の「認定」を受ける訳なので、それはそれは大変な作業が待ち受けておりました。
が、それはKnKの活動の記録を一つ一つ確認し、見つめなおしていくという作業でもありました。
その結果、スタッフ一同、胸を張っての「認定」です!
皆さま KnKへのご寄付は確定申告での課税計算の際に、所得又は税額控除にご利用いただけます。
今後とも「認定」NPO法人 国境なき子どもたちの活動へのご支援をどうかどうかよろしくお願い申し上げます。
ご寄付はこちらから https://www.knk.or.jp/donate/net.html