2014/12/12
報告:プロジェクト・コーディネーター 土岐 三輪
KnKはバングラデシュの農村の女性たちが、ミシンを使って収入を得ることができるように、支援を行っています。
私たちの組合員ビスティとチョンパが、村のローカルマーケットで、テイラーショップをオープンしました!
起業を志したバングラデシュの女性たち
2013年から組合のリーダーとして、ミーティングや活動を先導してきてくれた2人が、「テイラーショップを開きたい」と言ってきたのは、2014年の6月頃。
「自宅の近くに小さなマーケットがある。オーナーがスペースを貸してくれる。自分たちでやってみたい」
スタッフが付き添ってマーケットを見に行き、オーナーと賃貸の交渉し、周囲の学校や村人に「女性たちがテイラーショップを開くので、よろしくね!」と声がけをして回りました。
離れたところにある大きなマーケットから布や糸の資材を購入し、店内に棚や布を飾り付け、ミシンを2台設置しました。
そして、9月13日、テイラーショップのオープンを迎えました!
当日は、近くの学校の生徒や村人が大勢集まってくれて、盛大なオープニングとなりました!
女性たちの収入創出と自立を応援します
「自分のお店で、お客さまが来てくれて、オーダーをとることができる。自分で稼ぐことができる」
テイラーショップ開設から3ヵ月、近所の村人からさまざまなオーダーが持ち込まれています。
挑戦への手応えと、できるという自信を確かなものにしている彼女たち。
そして、彼女たちの奮闘と成果に励まされて、「私もやってみたい」と前に進もうとしている、多くの組合員たち。
これからも、彼女たちの前進をサポートしていきます。
子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています
※ この活動は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」の活用と、日本の皆さまからのご寄付により成り立っています。