2010/02/23
報告:プロジェクト・コーディネーター 岩城 美奈子
2010年1月16日から20日の5日間に渡り、支援活動を行う5つの村(アシュア村、シェハンガル村、ラックスマンカティ村、ジョラバリ村、カマルカティ村)においてスポーツフェスティバルが開催されました。当日は各村の村長や地域政府関係者、有力団体であるコミュニティ・ウォッチ・グループ(CWG)の参加のもと、子どもたちの家族や村人の見学もあり盛大なプログラムが催されました。
手作りのゲート
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緊張と寒さに耐える子どもたち
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子どもたちを見守るご家族やコミュニティ |
オリンピックに倣って
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プログラムの内容はソーシャルワーカーとのミーティングの中で決定され、グレード1からグレード3の中で男女別に縄跳びや蛙飛び競争、ビスケットレース、椅子取りゲームなどを行う他、子どもたちによるダンスの披露もあり多岐に渡ります。
蛙飛び競争/ピョンピョン跳ねます
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縄跳び/引っかからないようにね
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豆拾い競争/誰が一番多く入れられるかな? |
ダンス/一番うまいのだあれ?
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パン食い競争ならぬ、ビスケット食い競争
「あ、あと、もうちょっとなのに~っ」 |
参加者はチルドレンセンターの子どもたちだけでなく、ソーシャルワーカーからの希望のもと、職業訓練施設で機織りや縫製技術を学ぶ生徒も共に参加することが決定しました。キャンドルレースや椅子取りゲーム、クッション投げレースなどに参加する他、チルドレンセンターの子どもたちと合同で行うゲームもあり、普段あまり接することのない両者にとって貴重な交流の場ともなりました。
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プログラム終了後には各ゲームの優勝者に賞品が配られ、村長を始めとする来賓者からのスポーツフェスティバル開催への感謝の言葉とともに締めくくられました。
賞品を受け取る子どもたち |
お皿をもらってにっこり |
来賓者からの言葉 |
来賓者からの言葉 |
このスポーツフェスティバル開催に至るまで、子どもたちの練習を含め、ソーシャルワーカーたちが意見を寄り集めて開催場所のセッティングから装飾、プログラムの順序を決定するなど様々な努力がみられました。このような活動が盛大にできるようになったのもKnKの支援があってこそのもの、との言葉を頂きましたが、それ以上に大切なのはこうした一人ひとりの努力の積み重ねとイベントを成功させようとするチームワークの力です。今回のスポーツフェスティバルの開催を通して碑益者がそれを実感してくれたことを願い、今後さらにより良いプログラムを開催できるよう努めていきたいと思います。