バレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーン2025
路上で生きる子どもたちに、温かい食事を贈ろう!
期間:2025年1月30日(木)~3月20日(木/春分の日)
路上で生きる子どもたちに想いをこめて「+1(プラスワン)」の贈り物。
バレンタインデー、ホワイトデーと、大切な人や身近な人に
チョコレートやスイーツで想いを伝えるこの季節、
バングラデシュの路上で、厳しい冬の生活を送るストリートチルドレンに、
愛情のこもった栄養ある温かい食事を、みんなで届けてください。

©Minami Nakaya/KnK ♡参加者が10名増えるごとに、イラストが絵本形式で変わっていきます♡
2025年のキャンペーンも、150名からのご参加を目標にしています。
(2021年から4年連続で目標達成中!)
現在のご参加人数 39/150名(2025/2/13現在)
参加者のお名前とメッセージ(任意)を、バングラデシュに届けます。
みんなで大きな愛を届けましょう♡
例えば1,500円で、子ども1名に約10日分の食事(1日あたり156円)を提供できます。
物価上昇で以前よりさらに値上がりしていますので、ご協力よろしくお願いします!
親愛なる皆さまへ
2025年、バングラデシュより明けましておめでとうございます。ダッカのストリートチルドレンに対する皆さまの寛大なご支援に、いつも心から感謝しています。
皆さまからの継続的なご支援のおかげで、「ほほえみドロップインセンター」は13年間活動を続け、子どもたちが幸せで健康的な生活を送るために必要なサポートを届けてきました。
私たちの目標は、路上で暮らす子どもたちを、あらゆる種類の危険な労働、暴力、虐待からまもり、彼らの権利をまもり、そして、良き社会市民に育てあげることです。これからも、路上で懸命に生きようとしている子どもたちの生活に「変化」をもたらすことができるよう、チーム一丸となって努力します。
おひとりおひとりの関心が集まれば、それが大きな力となり、私たちの目標達成に近づくことができます。今年も「+1」キャンペーンへのご協力を、ぜひお願いいたします。
バングラデシュ「ほほえみドロップインセンター」
センター長 タリク・アラム

センターに通う子どもたちを、わが子のように大切に接するタリク
首都ダッカの路上で生きる子どもたち
バングラデシュの首都ダッカには、いわゆるストリートチルドレンと呼ばれる子どもが推定で30万人、もしくはそれ以上いると言われ、正確な数字を把握することは困難です。KnKが支援する子どもたちは、ダッカにある大きな港の片隅で寝起きし、乗船客が捨てたペットボトルに浄水を入れて売り歩くなどして、日銭を稼ぎながら暮らしています。その多くが、虐待や育児放棄を受け、家族と離れて生きる子どもたちです。

子どもたちが寝起きするショドルガット港の光景

乗船客が捨てたペットボトルを集める少年

明け方、港の桟橋の様子
現在、日本と同じく冬を過ごすバングラデシュでは、日中は気温が30度近くまで上がりますが、朝晩は10度近くまで落ち、急に冷え込みます。外で寝起きする子どもたちにとっては一年で一番つらい時期です。あまりよく眠れず、中には季節性の咳をしている子や身体が冷えている子もいます。
国境なき子どもたち(KnK)の「ほほえみドロップインセンター」
子どもたちの生活圏内にあるKnKの「ほほえみドロップインセンター」では、路上で生活する子どもや経済的に極めて貧しい家庭の子どもたちを対象に、朝食と昼食、ケガの応急手当て、シャワーや洗濯をして身なりを清潔に保つ場所を提供するほか、識字教育やレクリエーションの機会、基本的な生活習慣・社会ルールなどを学ぶ機会を設けています。

港で知っている子を見かけると、すぐに声をかけるタリク
朝、ドロップインセンターのソーシャルワーカーが港周辺を見まわって子どもたちに声をかけ、センターで過ごすよう誘導します。特に冬場の子どもたちは、センターに定期的に通うことで生活を成り立たせています。ただ、センターに来ても水が冷たいので、手洗いうがいやシャワー、洗濯を怠けてしまいます。スタッフが、風邪などひかないよう、また、感染症や皮膚病に罹らないよう、清潔にすることを一生懸命に説得します!
センターは、大人の保護を受けてストリートチルドレンが安心安全に子どもらしく過ごせる数少ない居場所です。スタッフたちは、子どもたちから頼られる希望の存在であろうと、通って来る子ども一人ひとりの名前を覚え、それぞれの必要としていることに対し丁寧に応えます。

姉のような存在である教育係のファルザナ
■センター利用者の声■
センターに来ると安心でき、幸せな気持ちになります。センターの良いところは、遊んだり食事ができるところ、教育や啓発クラスで、たくさんの良い考えを学べるところ、清潔になれ、健康のサポートを受けられるところ、そして問題が起きた時、女性スタッフに相談できるところです。
タニア(13歳/2023年から利用)

「ほほえみドロップインセンター」の食事支援

センターで提供する昼食の例
路上生活する子どもたちの普段の食事は、日銭で買った屋台の不衛生な食べ物やスナック菓子です。このため、下痢や腹痛にすぐ罹ります。育ち盛りの子どもたちには、栄養バランスのとれた食事を、安心できる環境で食べることが必要です。温かい食事は、身体を温め、元気を取り戻させてくれます!
センターで提供する食事は、レンズ豆や根菜を香辛料で煮込んだカレーとライスがメインで、そこに魚もしくは肉のおかずと、きゅうりなどのトッピングがつきます。予算に余裕がある時は果物も配ります。

タニアさんと友だちの食事風景

子どもたちが交替で配膳を担当します

毎日50食分を黙々と作る料理担当のジェスミン
過酷な環境で生活しながら労働をして孤独に生きる子どもたちも、周りからの愛情や励ましを受けて、健やかに自信を持って成長する権利があることを、より多くの方に知っていただき、キャンペーンにご参加いただけますと、大変うれしく思います。ご家族やご友人、職場の方々にもお声がけいただき、ストリートチルドレンを応援する輪をさらにもっと広げましょう!よろしくお願いいたします!

2024年11月5日 遠足の日の集合写真
- 1,000円 で、ストリートチルドレン1人に7日間、朝食と昼食を提供できます。
- 3,000円 で、ドロップインセンターに通う5人が4日間、朝食と昼食を食べられます。
- 10,000円で、ストリートチルドレン8人が9日間、朝食と昼食を食べられます。
- 100,000円で、ドロップインセンターに通う40人に約1ヵ月間、朝食と昼食を提供できます。
キャンペーンで集まったメッセージは、「ほほえみドロップインセンター」の子どもたちに届けます。あなたはどんな言葉を贈りますか?「参加する」ボタンで次のページへ進み、メッセージ欄に「+1」とお書添えの上、あなたのメッセージをご記入ください。
※お寄せいただいたメッセージはKnKウェブサイトやニュースレターなどで(抜粋し、無記名で)ご紹介させていただく場合がございます。予めご了承ください。
「参加する」ボタンをクリック後、クレジットカードを通じてお申込ください。

誰かに想いをこめて「+1」の贈り物。今年は贈る相手をもう1人増やしませんか?ぜひキャンペーンにご参加ください!