バレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーン
バングラデシュの子どもたちに温かい食事とメッセージを!
期間:2017年2月1日(水)~3月14日(火)
誰かに想いをこめて「+1」の贈り物。今年は贈る相手をもう1人増やしませんか?
ストリートチルドレン、路上で生活する30万人もの子どもたち
バングラデシュの首都ダッカには、親元を離れ、路上で厳しい生活を送るストリートチルドレンがおよそ30万人いるといわれています。
30万人。これは東京都の中学生(13~15歳)総人口とほぼ同数です。
子どもたちが家を離れる理由はさまざまですが、一番よく聞くのが、家庭の経済的危機です。次に多いのが、親または親子間の問題、例えば、親からの虐待、親の再婚、親の死、親とのけんか、親からの仕事の強要がきっかけとなり家を飛び出してきたケースです。
路上で暮す子どもたちはゴミ拾いや荷物運び、物乞いなどをして暮らしています。
(2014年撮影)
ストリートチルドレンのための「ほほえみドロップインセンター」
国境なき子どもたち(KnK)は、2011年9月にストリートチルドレンの保護施設「ほほえみドロップインセンター」を開設しました。当センターは、ダッカの玄関口と言われるショドル・ガット(大きな船着き場)港の近くで週5日間、朝9時から夕方5時まで1日40人ほどのストリートチルドレンを受け入れています。
支援内容は、朝食・昼食の提供、けがの応急手当、衛生面(シャワー、爪切り、洗濯など)のケア、読み書きなど基礎教育の提供をはじめ、クリケットなどのレクリエーションも行っています。また集団生活を通じてルールを守ることや、「ドラッグの誘いをどう断るか」といった路上生活で直面する問題に対処する生活スキルを身に着けてもらうことを大切にしています。
※昨年7月に日本人7名が巻き込まれたテロ事件の影響もあり、現在、バングラデシュには日本人スタッフを派遣しておりません。ほほえみドロップインセンターでは、バングラデシュ人のスタッフ5名が子どもたちに寄り添っています。
ほほえみドロップインセンターに通うココンくん(15歳)
ココンは首都ダッカから南西に車で8~9時間ほど離れたボリシャル村で生まれました。
靴修理の手伝いをしながらダッカの路上で暮らしていたココンは、一度も学校に通ったことがありません。2012年6月に初めて「ほほえみドロップインセンター」を訪れ、現在はセンターで小学2年生レベルの勉強をしています。
将来について、ココンはこう語ります。
「これまで学校に行ったことがなく、稼ぎの良い職業には就けないだろうけど、将来は八百屋を開きたいと思っています。そのために貯金も始めました」
子どもたちの希望を叶えるために、「ほほえみドロップインセンター」では食事、基礎教育などを提供する他、社会で生きていくためのスキルを学ぶセッションも行っています。
バレンタイン&ホワイトデー「+1」キャンペーン
誰かに想いをこめて「+1」の贈り物。今年は贈る相手をもう1人増やしませんか?
バレンタインデー。本命、義理、自分チョコなどさまざまありますが、バングラデシュのストリートチルドレンのために「+1」の贈り物をしませんか?
2016年12月に(株)明治(meiji)が行った調査によると、本命チョコへの予算平均は2,501円。同額でバングラデシュの「ほほえみドロップインセンター」のストリートチルドレン25人に朝食と昼食を提供できます。厳しい路上生活で空腹に震えている子どもたちに、あなたの「+1」のまごころを届けてください。
- 2,500円、本命チョコ相場と同額で、バングラデシュの子ども25人に朝食と昼食を提供できます。
- 5,000円で、ダッカのストリートチルドレン25人を対象としたスポーツ大会を2回実施できます。
- 10,000円で、ドロップインセンター1年分の衛生消耗品(石けん、ティッシュ等)をまかなえます。
- 30,000円で、約290人のストリートチルドレンに栄養価の高い食事を提供できます。
キャンペーンで集まったメッセージは、「ほほえみドロップインセンター」の子どもたちに届けます。あなたはどんな言葉を贈りますか?「参加する」ボタンで次のページへ進み、メッセージ欄に「+1」とお書添えの上、あなたのメッセージをご記入ください。
※お寄せいただいたメッセージはKnKウェブサイトやニュースレターなどで(抜粋し、無記名で)ご紹介させていただく場合がございます。予めご了承ください。
「参加する」ボタンをクリック後、クレジットカードを通じてお申込ください。
「このキャンペーンは終了しました」
バングラデシュ「ほほえみドロップインセンター」の子どもたちから、サンクスレターを参加者全員にお届けします。
- ほほえみプロジェクト/株式会社デジタルアドベンチャー他(2011-2013)
- 味の素株式会社(2012-2015)
- NPO法人ワールドランナーズ・ジャパン(2013-2014)
- Small World(2013-2014)
- フェリシモ地球村の基金(2015)
- 大阪コミュニティ財団ストリートチルドレン等救済基金(2016)
- ムジコロジー・スマイル基金/三井ダイレクト損害保険株式会社(2014-2017)
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