2011/07/28
ヨルダンを取材中の友情のレポーターから現地報告が届きました。
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2011年友情のレポーター香村巴月です。
25日の午前、イラク人とヨルダン人のハーフの姉妹ロジーナとロナーク、シリアに住んでいたキファさんの家庭を訪問して、取材をさせていただきました。
ロジーナとロナークは2002年にイラクからヨルダンに来ました。ヨルダン人のお父さんと一緒に暮らすためだそうです。けれども、お父さんは2番目の奥さんのところへ行ってしまいました。イラクに帰りたいと思っても、お父さんがロジーナとロナークのどちらかをおいていけというので帰れません。2人は、ヨルダンに来てうれしいことはほとんどなかったと言います。いつも明るいロジーナとロナークに、そんな思いがあったなんて考えられませんでした。本当にガツンと頭をなぐられた感じがしました。
キファさんのおうちは、小さくて窓もガラスがはいっていませんでした。家賃は、1ヶ月あたり25JD(約3,000円)だそうですが、4年間払えていないといっていました。それなのに、キファさんには8人の子どもがいます。仕事も、安定した収入の職業ではありません。お父さんとは離婚調停中ということでした。キファさんに取材をするとき、自分の価値観をおしつけるような質問(貧しいということ)をしてしまいました。
午後は、ユースセンターのクラス発表会と私たちから日本の紹介をしました。日本の紹介では自分の1日を、写真と一緒に紹介することができました。紹介の後には、たくさんの質問をいただきました。
今日の反省を生かして、明日も突き進んでいきます!!
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