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「友情のレポーター」30周年記念トークイベント|互いを知る、その一歩から――取材と対話の先へ

「友情のレポーター」30周年記念トークイベント
互いを知る、その一歩から――取材と対話の先へ

2025年11月23日(日祝) 聖心グローバルプラザ(東京)とオンラインのハイブリッド開催
※事前申し込み要・参加費無料

「友情のレポーター」(主催:国境なき子どもたち)は、日本にいる子どもたちが、世界の国々で取材を行いながら海外の子どもたちと友情を育むことを目的とした、子どものための国際理解プロジェクトです。帰国後は自分たちが見たこと、知ったことを日本の人々に広く伝えることも「友情のレポーター」の大切な役割です。「友情のレポーター」は1995年に始まり今年で30周年を迎えました。これまでにカンボジア、フィリピン、ヨルダンなどの国々に70名のレポーターが派遣されました。
 

 
レポーター経験者たちには、国際協力の世界で活躍する人、伝えることを使命にジャーナリストになった人、独自の道を歩んでいる人など進路はさまざまです。彼らは口をそろえて「友情のレポーター」に参加したことで「人生が変わった」といいます。当時の体験が彼らにどう影響しているのでしょうか。
30周年を迎えた今年、レポーター経験者たちによるトークイベントを聖心グローバルプラザの会場とオンラインのハイブリッド方式で開催します。

第一部の「『友情のレポーター』参加による変化と成長」では、近年に派遣されたレポーターたちが取材を通じて何を発見したか、そして当時の経験を元にどのような進路を歩んでいるか実体験をもとに語ります。
第二部の「日本国内で見えてきたもの」では、社会人となったレポーターたちがどのような人生を歩み、現在、国内外の諸問題をどのように見つめているのかを、それぞれの視点から語ります。

「友情のレポーター」という一つの経験が、彼らの考え方や社会を見るまなざしに、どのように変化をもたらし広がっているのかを振り返り、ご来場の皆さまと改めて対話や理解の重要性、そして友情について考える機会になれば幸いです。

開催概要 (参加費無料)

日時:2025年11月23日(日祝) 15:00~17:00 ※14:30~会場の受付開始予定
実施方法:対面およびオンラインのハイブリッド開催 ※前日までにオンライン参加のURLをメールでお送りします。
会場:聖心女子大学4号館「聖心グローバルプラザ」2階 4-2教室(定員50名) 地図
東京都渋谷区広尾4-2-24(東京メトロ日比谷線広尾駅4番出口徒歩1分)
お申込み:対面/オンライン共に、申込フォームよりお申込みください。※11月20日(木)〆切
【申込フォーム】https://forms.office.com/r/zL0qNKpy7Z?origin=lprLink

第一部:「友情のレポーター」参加による変化と成長

【司会】中道洋司(2005年 友情のレポーター)
【登壇】波田野優(2024年)、松元夏和(2023年)、落合愛友海(2018年)、大沼文香(2007年)
 

第二部:日本国内で見えてきたもの

【司会】安田菜津紀(2003年 友情のレポーター)
【登壇】落合愛友海(2018年)、田崎陸(2010年)、大沼文香(2007年)、中道洋司(2005年)

主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
協力:聖心女子大学グローバル共生研究所

【こんな方におすすめ】

・海外でのボランティアに関心のある方
・異文化、多様性への理解を深めたい方

登壇者プロフィール

中道 洋司(2005年ベトナム取材)/ 司会(第一部)

大学卒業後、NHKに入局。沖縄局、高知局を経て、東京放送センターで平日夜9時「ニュースウオッチ9」フィールドリポーターを担当。その後、Xspear Consulting株式会社に参画。自治体のDX施策推進支援やエンタテインメント業界の経営戦略立案等、幅広く経験。

 

安田 菜津紀(2003年カンボジア取材)/ 司会(第二部)

認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。

 

大沼 文香(2007年カンボジア取材)

大学卒業後、国立武蔵野学院附属児童自立支援専門員養成所にて児童福祉を学ぶ。その後、青年海外協力隊でニカラグアにて子どもの施設で活動に従事。帰国後、児童自立支援施設や自立援助ホームなど子どもの入所施設で勤務。現在は、地元の山形県で子ども食堂などの居場所事業を運営している。

 

田崎 陸(2010年フィリピン取材)

大手新聞社記者。名古屋勤務を経て、現在は都庁の取材を担当している。群馬県出身

 

落合 愛友海(2018年カンボジア取材)

中高生の頃、NPO法人キッズドアでサポートを受けた経験をきっかけに、人の可能性に関心を持つようになる。その後、NPO法人ETIC.のMAKERS UNIVERSITY U-18 第6期生として活動。大学卒業後、イメージコンサルタントとして開業し、「自信を取り戻し、輝く自分を身に纏う」をテーマに、外見と内面の両面から一人ひとりの魅力を引き出す活動を続けている。

 

松元 夏和(2023年バングラデシュ取材)

大学1年生。高校在学中に近隣の小学校でバングラデシュでの体験を講演。現在は大学公認学生団体PRENGOでタイの教育支援に取り組んでいる。

 

波田野 優(2024年カンボジア取材)

高校1年生。杉並区文化栄誉賞受賞、こども家庭庁こども家庭審議会専門委員、子どもメガフォンプロジェクトメンバー、ユース記者として能登半島被災地を取材。

 
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