スタッフ日記 認定NPO法人国境なき子どもたちブログ

カンボジア「若者の家」で、デンタル ヘルス ケア プロジェクトを行いました

こんにちは。大学で歯学を勉強中の布巻です。

3月前半に医療法人千昌会まつうら歯科のボランティア一行として、KnKが支援するカンボジアの「若者の家」を訪問させていただきました。そこでは遊びや食事を通して子どもたちとコミュニケーションをとりつつ、プロジェクトのメインである歯の健診やプレゼンテーションを行いました。
「若者の家」の子どもたちはみんな仲良く元気で、笑顔の絶えない素敵な子ばかりでした。そして説明する時はしっかり話を聞いてくれて、投げかけた質問にも積極的に答えてくれてとても進行しやすかったです。

遊びや食事に関しては、日本から持っていったけん玉と大縄をみんなでやったり、逆に現地の遊びも教えてもらったりと子どもならではの方法で距離を縮めることができました。
また、日本から持っていったお菓子や現地で出してもらった昼ごはんをみんなで食べることで仲を深めプロジェクトをより円滑に進めることができたと思っています。

プロジェクトに関しては、プレゼンテーションから検診、染め出しまでと順調に進めることができ事前の準備やミーティングを繰り返し行ったことが成功に繋がったと思います。プレゼンテーションでは質問形式で進めたり、スタッフの方々の迅速な通訳のおかげで、その場にいる全員が参加しながら行うことができました。

プログラム

1:メンバー自己紹介
2:歯の大切さについて
3:日本の子ども・若者のデンタルヘルスケア事情
4:歯科検診/アンケート回答
(一緒にランチ)
5:歯垢染め出し*/自分で歯をチェック&記録
6:ブラッシング指導

*染め出し・・・歯の磨き残しをチェックするために、赤い液体を用いて染める方法

また、検診や染め出しに関しては子どもたちが自分の歯と向き合い、自身の検診表に書かれていることの意味を聞いてくるなど興味を示してくれました。染め出しも子どもたちはおそらく初めての経験で恥ずかしさや抵抗があったかと思いますが、しっかりと応じてくれました。
これらの経験をきっかけに自分の歯を大切にすることや歯磨きの習慣が少しでも良くなればと思います。このプロジェクトに参加できて良かったです。

 

【カンボジア活動概要】

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