はじめまして。KnKヨルダン事務所のインターン生の辻元です。よろしくお願いいたします。
私は3/20の早朝にヨルダンに到着しました。今年のラマダンは3/1からだったため、私が訪れた時は絶賛ラマダン中でした。ラマダンとは、イスラム暦(ヒジュラ暦)の9月。イスラーム教にとってコーランがムハンマドに初めて啓示した「聖なる月」です。そのため、ラマダン月にこの啓示を記念して、ヒジュラの道中の苦難を追体験する行為として断食が行われています。他にもイスラームの五行には、信仰の告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼などがあります。私のヨルダン生活はムスリムにとって信仰を深める大切な期間にスタートしました。
ラマダン中のヨルダンは、お昼は穏やかで、日が沈む時間に近づくにつれて賑やかになっていきます。夜は家族や親戚、友人と一緒にご飯を食べるため、夕方になると買い物に出かける人で街は活気があふれます。道路は大渋滞で、お腹が空いているせいか、人々の運転は瞬きできないほど荒くなります。私も、日本人スタッフの友人宅の夜ご飯に招いていただきました。食卓にはご馳走がならび、みんなで丸くなりながら家庭の食事を楽しみました。初めてお会いするにもかかわらず、私を暖かく迎えてくださり、とても素敵な時間を過ごすことができました。
事務所では、日本人スタッフ、現地スタッフで部屋が分かれていますが、お互いに信頼して仕事をしている様子がわかります。英語、アラビア語、日本語の3カ国語が飛び交いながらコミュニケーションをとっている風景は他ではなかなか見ることができない面白い空間です。
今週はヨルダンでの新鮮な生活を楽しむ一週間になりました。