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【写真展「JIBON」に寄せて】小澤さんとの日々~バングラデシュからのメッセージ

国境なき子どもたち(KnK)は2026年9月17日(木)より、写真家・小澤太一さんが撮影したバングラデシュの子どもたちの写真展「JIBON」を主催いたします。写真展に先立ち、「ほほえみドロップインセンター」センター長のタリク・アラムが、小澤さんの現地での活動の様子や一緒に過ごした日々について、メッセージを寄せてくれました。ぜひ写真展へお越しください。

〇国境なき子どもたち(KnK)写真展の詳細については、コチラをご覧ください。

「ほほえみドロップインセンター」からのメッセージ

小澤さんが撮影したドロップインセンターの子どもたちの写真を見て、彼らのありのままの体験や感情、個性、そして日常の姿が見事に捉えられていることに、私は深く感銘を受けました。特に、子どもたちが直面する困難だけでなく、喜びや好奇心、夢といった側面が、自然な形で表現されていることに心を打たれました。光と影を巧みにあやつり、何気ない瞬間を力強い物語へと昇華させたこれらの写真は、言葉よりも雄弁に、子どもたちのことを伝えていると思います。

(c) Taichi Kozawa

約1ヵ月の滞在中、小澤さんは子どもたちの日常生活に心から関心を寄せ、彼らの話に根気強く耳を傾け、優しさと敬意を持って接していました。そのような振る舞いに、子どもたちも次第に打ち解け、会話や写真撮影を楽しんでいました。小澤さんの親しみやすさは、子どもたちがありのままの自分を表現できる心地よさを作り出していました。

私たちセンターのスタッフも、彼の創造性や仕事への献身、細やかな気配り、そして子どもたちと信頼関係を築く才能にとても感心しました。また、子どもたちと長時間にわたって向き合う状況での仕事の進め方についても学びました。小澤さんは単に写真を撮るのではなく、時間をかけて子どもたちを観察し、その声に耳を傾け、子どもたちの自然な表情や日常の出来事を、敬意をもって写真に収めていました。

(c) Taichi Kozawa

私たちは、写真が、子どもたちの日常を理解し、それを伝えるための強力なツールになることを改めて理解しました。小澤さんの活動は、子どもたちの生活をこれまでとは異なる視点から見つめ直す機会をつくってくれました。

皆さまには、小澤さんの写真を通じて、路上で生活する子どもたちを単なる支援の対象としてではなく、彼らも権利や才能、希望、そして志を持つ一人の人間として見ていただきたいと願います。また、子どもたちがより良い未来を築くために、教育や医療、そして安心安全な居場所が彼らにとっていかに重要であるか、理解を深めていただければ幸いです。何よりもこの写真展が、国境や立場の違いをこえて、世界のすべての子どもたちの尊厳と権利に対する理解を促し、継続的な支援の輪を広げるきっかけとなることを祈ります。

バングラデシュ「ほほえみドロップインセンター」
センター長 タリク・アラム

 

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