活動ニュース

学習を通じて心のケアを (前編)

2014/04/03
報告:KnKスタッフ 松浦 ちはる

KnKがフィリピン大型台風被災地3ヵ所にチルドレンセンターを開設して2ヵ月以上が経ちました。
今回は、その内レイテ島、タナワンのチルドレンセンターとその近辺を映像でお届けします。
チルドレンセンターでは、学校に通っている子どもたちと、就学していない子どもたち(OSY)とで時間帯を分けて補習授業を行っています。
算数や英語だけでなく、心的ストレス軽減を目的とした絵画や作文などの授業も実施しており、特に歌や踊りの時間は、子どもたちも元気いっぱいに参加しています。

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開始時刻になると走ってやってきます。(タナワン)

開始時刻になると走ってやってきます。(タナワン)

幼い子どもたちも、チルドレンセンターの授業に興味深々。(タナワン)

幼い子どもたちも、チルドレンセンターの授業に興味深々。(タナワン)

隣にある校舎の空き時間には間借りすることも。(タナワン)

隣にある校舎の空き時間には間借りすることも。(タナワン)

センターでの補習授業と並行して、ソーシャルワーカーによる子どもたちの家庭訪問も行っています。それら一連の活動を通じて虐待を受けている子どもを発見し、関係機関に保護を依頼したケースもありました。
皆さまから継続したご支援をいただければ、KnKはさらに数ヵ月活動を延長し、被災地の諸問題に対応することが可能となります。

学習を通じて心のケアを――。被災した子どもたちを取り巻く環境を少しでも改善し、ひいては彼らが子どもらしくいられる場所や時間を確保するために、一層のご支援をお願いいたします。

(後編に続く)

 

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