活動ニュース

国を越えた友情

2010/09/24
報告:プロジェクト・コーディネーター 久野 由里子

100924_000

2010年8月16日から8月24日まで、日本から友情のレポーターとして大川茉菜さんと田崎陸くんがフィリピンに取材に来てくれていました。約1週間という限られた時間の滞在でしたが、レポーターの二人とフィリピンの子ども・青年たちとの友情は、同行させてもらったスタッフも胸が熱くなるような感動的なものでした。レポーターの二人と過ごした日々が、フィリピンの子ども・青年たちにどんな変化をもたらせたのか、彼らはどんなことを感じたのか…。レポーターの二人が帰った後の、フィリピンの子どもたちを追いました。

100924_001

レポーター二人に手紙を書くプロヴィル

パヤタスのゴミ山に住んでいるプロヴィルくん(16歳)。 以前はとってもシャイで、話しかけても笑顔を見せてくれることは少なかった彼ですが、レポーターの二人の訪問の後からは、笑顔を見ることが多くなってきました。 そんな彼に話をきいてきました。

茉菜さんと陸くんと友だちになってみてどう?
プロヴィル : 「日本人の友だちは初めてだしとてもうれしいです。」

二人と友だちになってから、なにか自分の中で変化はあった?
プロヴィル : 「前は自分からは人に話しかけることができなかったけど、話せるようになりました。それから、自分に自信を持てるようになったし、ビデオワークショップで知り合ったほかの友だちの影響も受けました。」

茉菜ちゃんと陸くんに何か伝えたいことはありますか?
プロヴィル : 「もし、もう一度フィリピンに来ることがあったら僕のことを覚えていてほしいです。彼らが恋しいです。」

プロヴィルくんは茉菜ちゃんと陸くんのような友だちができたことを喜んでいて、家でもレポーターの二人との日々を興奮気味に話していたと、プロヴィルくんのお父さんも話していました。 現地のスタッフも、プロヴィルくんの変化を感じています。

100924_003

【現地スタッフの話】
「以前はとてもシャイで彼を笑わせることは難しかったけど、レポーターたちと仲良くなってから、彼はよくしゃべるようになって明るくなりました。」

「プロヴィルはとても喜んでいると思いますよ。彼の生活環境ではそんなに友だちはできなかったでしょうからね。彼の友だちも、彼が日本人の同年代の友達ができたからうらやましがってますよ」

バゴンシーランのメデルちゃん(15歳)。茉菜ちゃんと陸くんがメデルちゃんの自宅を訪問させてもらったとき、彼女の人生を色々と共有してくれたメデルちゃんにも話をきいてきました。

100924_002

茉菜ちゃんへの手紙を読むメデル

茉菜ちゃんと陸くんと友だちになってみてどう?
メデル : 「外国人が友だちになってくれたり、あんな風に仲良くしてくれると思わなかったからとてもうれしいです」

どうして外国人とは友だちになれないと思っていたの?
メデル : 「前にも私の家に外国人が来たことがあるんですけど…。その人たちは茉菜ちゃんや陸くんみたいに仲良くしてくれなかったから、外国人は私のような家に来るのを嫌がったり、怖がったりすると思っていました。」
「学校の友だちにも茉菜ちゃんと陸くんのことを話したんですよ!日本人と友だちになること、日本の友だちについて知ること、一緒にいろんな経験をすることはとっても素敵なことで、幸せなことだよ、って。友だちはうらやましがってたし、茉菜ちゃんと陸くんに会いたいって言ってました。」

茉菜ちゃんと陸くんに何かメッセージはありますか?
メデル : 「体に気をつけて。またいつか会いたいし、もっともっとたくさんいろんなことを一緒にしたいです。(茉菜ちゃんと、4年後にまた会おうという約束をしているし)4年の歳月が早く過ぎればいいのに、と願ってます。」

茉菜ちゃんと陸くんが恋しいのか、久しぶりに会ったメデルちゃんはチョット元気がなさそうでしたが、茉菜ちゃんと陸くんがフィリピンを訪問していたときにメデルちゃんと一緒に写っている写真をプレゼントしたら、表情がパーっと明るくなって、とってもうれしそうにずっと写真をみていました。

100924_004

タガログ語のわからない茉菜ちゃんと陸くんとは、片言の英語や翻訳本を使ってなんとかコミュニケーションをとっていたフィリピンの子どもたちですが、茉菜ちゃんと陸くんと築いた友情は彼らの中で誇りとなっているようです。

みんな、またいつか茉菜ちゃんと陸くんがフィリピンを訪れることをとても楽しみにしています。

【友情のレポーター、取材時の様子はこちら】

寄付する
寄付する
資料請求

カテゴリー

月別アーカイブ