活動ニュース

カンボジア女性のエンパワメントに日本の「家計簿」習慣を!

 

2015/12/21
報告:KnKインターン 池田 理恵

現在、カンボジアの「若者の家」で縫製や織物の技術を活かし就労する女性たち約20名にシンプルな家計簿を配布し、日々のお金の収支を記録するという試みを行っています。

多くの女性たちは、今より縫製や織物の技術を磨き将来独立したい、家族のために今より貯金を増やしたいと考えています。
こうした目標を実現するためには、やはりお金の管理は不可欠です。

ほとんどの女性はこれまで家計簿をつけたことがなかったため、まずは数ヵ月期間を設定し目標金額・使用目的を決めてやってみようということにしました。
食費、洋服代、両親への仕送り、けがや病気をしたときの医療費としてなど、それぞれの目的を設定しています。

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シンプルな家計簿

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目標金額と目的を一人一人考えて書き込んでいます。

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もともと家計簿をつける習慣がなく、初めてのことに少し戸惑う女性もいましたが、今回この家計簿をつける目的は、たくさんお金を貯めることではなく、日々の収支の管理を自分でできるようになるようその方法を知ること、と説明すると納得した表情を見せてくれました。
将来役立つツールとしてうまく活用できればと願いつつ、引き続き経過を見守ります。

 

子どもたちを支えるために、あなたのサポートを必要としています


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10,000円で、カンボジアの青少年ひとりが6ヵ月以上職業訓練を受けられます
KnKへのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。

※この活動は公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)からの助成と、日本の皆さまからのご寄付で実施しました。

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【KnKカンボジアの活動概要】

 

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