2008/12/24
報告：KnKネットワーク・カンボジア プロジェクトマネージャー　スレイ サカン

コンピュータクラス
貧困家庭の子どもたちの多くは貧しいがゆえに、教育を始め子どもとして受けるべき様々な機会を失ったまま大人になります。しかし、家族から十分なサポートを得ている他の子どもたちと同様に、本来は彼らも将来に向けてたくさんのことを学ぶ必要があります。現在、KnKの若者の家で暮らす子どもたちにとって「子どもとしての時間」は、以前夢見ていた時とは違い現実のものとなっています。KnKは過去数年間で失われた機会を子どもたちに提供しています。その内のひとつ、コンピュータークラスが若者の家の敷地内にオープンされ、「若者の家」で暮らす子どもたちと近隣に住む青少年約30人が勉強しています。

会長の励ましを受けて
日本からKnK会長の宮尾舜助さんと、お知り合いの計4名がKnKネットワーク・カンボジアでの活動を視察するために訪問されました。滞在中、宮尾会長は常に子どもたちに気を配り、勉強や職業訓練を頑張るよう励ましてくれました。それだけでなく、子どもたちが環境に関心を持つよう手本を示すために、わずかな時間を割いて若者の家の植樹式に参加してくださいました。