活動ニュース

被災した方々の思いを受けとめる

2011/03/29(火)

陸前高田市より

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東京の消防士をたくさん見かけたが、おそらく全国の消防士も活動にあたっているだろう。
同じように、被害の激しい地域全てにおいて、自衛隊が物資配給や捜索活動をしている。
この日、到着して最初に見たのは、瓦礫の中で遺体に布を被せている彼らの姿だった。

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陸前高田市長部小学校にある災害対策本部で長部地区すべてを統括している伊賀さん。
自らの家も流され被災している身で不眠不休で被災者のために働いている。

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このあたり一帯、ほぼ全ての漁村が津波で破壊された。
陸地に打ち上げられた魚の死骸に群れるカモメたち。漁をする船はもうどこにも無い。

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40人の被災者が身を寄せている二日市公民館の館長、熊谷さん。写真を撮ると「ありゃ、ひげも剃ってないし風呂も入ってない汚い体だ。せめてスーツ着るんだった」と明るい笑顔で迎えてくださった。

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この日は、陸前高田市の長部地区で7ヵ所の避難所を訪れ、生活協同組合パルシステム東京からいただいたオムツなど日用品の数々を支援物資として手渡すことができた。途中、急に寒くなり雪が舞った。

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長部地区福伏(ふっぷし)ではたくさんの方とお話をすることができた。
このあたりで最も地震と津波の影響を受けたのは、年配の方々のようだ。

※この度の巨大地震・大津波で被災した子どもたちへの支援にご協力ください。
注)東北支援用としてお送りいただいたご寄付については、他の用途には使われません。

 

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