活動ニュース

ビデオワークショップで社会問題を検証

2011/07/15
報告:KnKスタッフ 清水 匡

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前回はビデオワークショップ女子の作品テーマを紹介しましたので今回は男子の部です。
男子は15~16人が参加してくれています。テーマは色々挙がりました。

「物乞いでお金持ちになる」というテーマは実際にあることらしく、高級車の中で汚い服に着替え物乞いに出かけたくさん稼いでくるプロの物乞いがいるそうです。本当にお金が稼げるかみんなで実験してみようと言って盛り上がりましたが、実際に物乞いをすることを想像してボツになりました。「薬物」、「癌」、「物乞いでお金持ちになる」、「未成年の喫煙」、「交通渋滞」、「児童虐待」、「危険な運転」、「水不足」などなど。
男子の方が問題意識が高いようです。上記に挙げられたテーマはどれもヨルダンで社会問題となっている事柄です。これらのテーマを一つ一つ検証していきました。

テーマがたくさん挙げられました

テーマがたくさん挙げられました

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自分で挙げたテーマについて説明しています

自分で挙げたテーマについて説明しています

「児童虐待」は最後まで候補に挙がりましたがボツになりました。男子の周りにも親から暴力を受けている子どもがいるということですが、子どもの視点からは暴力でも親からの視点では教育ともいえ、例えで挙げられている話からは「虐待」の例は見当たりませんでした。しかし、ヨルダンでは親が子どもに手をあげることが大きな問題に発展することも少なくないようです。
こうしてビデオワークショップの作品のテーマ選びを通じてヨルダンの社会問題をみんなで話し合ういい機会となりました。

結局、作品になるテーマは、「危険な運転」と「未成年者の喫煙」に決定しました。
さあ、どんな作品に仕上がるでしょうか。

 

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